「聴衆に愛されるピアニスト」輩出を ピティナ・ピアノコンペティション「特級」2022年グランプリ決定!

一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)



クラシックの王道・ベートーヴェンで圧倒的な高評価 グランプリと聴衆賞をダブル受賞

ピティナ(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)が開催する国内最大規模のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」の最難関部門「特級(とっきゅう)」のファイナルが、今年も8/17(水)サントリーホールで開催され、北村明日人(きたむら・あすと)さん(26)がグランプリに輝いた。クラシック音楽の王道・ベートーヴェンの協奏曲で、グランプリと聴衆による投票で決まる「聴衆賞」をダブル受賞した。同部門では、ピアノに人生をかける若者たちへ誰もがエールを送れる仕組みを多角的に展開し、「サポーター賞」や「公式レポーター」などの新企画で応援の輪を広げ、真に「聴衆に愛されるピアニスト」の育成に取り組んでいる。


王道・ベートーヴェンで魅せる 2022年ピティナ「特級」グランプリ誕生!

ピアニストの道を志す若者たちの「甲子園」ともいうべき、国内最大規模のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」の最難関部門「特級(とっきゅう)」のファイナルが、今年もサントリーホールで開催された。今年のグランプリに輝いたのは、既にピアニストとしての活動実績のある北村明日人さん(26)。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を卒業後、5年間チューリヒの音楽大学で学び、既にRahn Musikpreis(スイス)1位など国際コンクールでの実績ももつ、経験豊富な東京藝術大学大学院生だ。

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指揮者・飯森範親氏、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と共演するファイナルの楽曲に選んだのは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。ピアノコンクールのファイナルに、クラシック音楽の王道中の王道ゆえに審査員や聴衆の評価も厳しくなるベートーヴェンで挑むのは、通常なかなかハードルが高い。しかし北村さんは情感あふれる演奏で会場中を魅了し、審査員の評価も聴衆からの評価も2位に大差をつけて、圧倒的な高評価でグランプリと聴衆賞をダブル受賞した。例年実施しているライブ配信のチャット欄でも視聴者たちから熱烈な応援コメントが寄せられ、ピアノコンクールを超えて「玄人のクラシックコンサート」然とした圧巻のステージとなった。

◆ライブ配信アーカイブ:https://youtu.be/IZ27_-PN8T0



「聴衆に愛されるピアニスト」プロモーション 応援の仕組み拡充を

「特級」では、「演奏家は聴衆が育てる」という信念のもと、聴衆の力を奏者の評価やプロモーションに活かす仕組みを長年展開している。2001年導入の聴衆の投票で順位が決まる「聴衆賞」、2010年から実施するライブ配信、そしてコロナ禍で激増したライブ配信視聴者の投票による「オンライン聴衆賞」などがその一例だ。

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2022年はさらに多くの人が特級挑戦者たちへエールを送れるように、演奏だけでなく「人」を評価して投票ができる「サポーター賞」を実施。二次予選からファイナルまでの期間、演奏の技術だけではなく、ピアノと歩んできた道とその向き合い方、人柄など、様々な要素を総合して「応援したい奏者」に一日一票投票できる仕組みだ。最終日までにのべ3,200票以上の参加があり、入賞者にはファイナリスト4名以外にも二次予選・三次予選・セミファイナルで活躍したコンテスタントも上位入賞した。賞金は、約150名から223万円を募ったクラウドファンディングの寄付から授与される。

◆褒賞総額
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コンテスタントの魅力を伝える広報に聴衆の力を借りる「公式レポーター」の公募も実施された。日頃からクラシック音楽家や音楽イベントの発信を行っているブロガーや音楽大学の学生などに、特級のコンテスタントの魅力やコンクールの仕組みをそれぞれの切口で発信してもらう新企画だ。ファイナル当日も、緊張感あふれるリハーサルの舞台裏や終演後のインタビューなどに立ち合い、6名のレポーターが独自の目線で特級の魅力を発信した。メディアプラットフォーム「note」での期間中の特級レポート記事は、ピティナ公式アカウントを含めて計140記事に上り、聴衆目線の発信が多方面にコンテスタントの魅力を伝えている。

◆noteマガジン「2022ピティナ特級」:https://note.com/ptna_chopin/m/ma839978c97c5
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ピティナでは、ピアノに人生をかける若者たちを真に「聴衆に愛されるピアニスト」に育てていくことに重きをおき、今後も聴衆参加型の演奏家の評価やプロモーションの仕組みを開拓していく。


2022年ピティナ・ピアノコンペティション「特級」入賞者


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●グランプリ・聴衆賞:北村 明日人(きたむら・あすと)
兵庫県神戸市/チューリヒ芸術大学大学院修了/東京芸術大学大学院在学中。第46回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、あわせて聴衆賞、文部科学大臣賞、スタインウェイ賞を受賞。
神戸市出身。これまでに、第9回ショパン国際ピアノコンクール in Asia アジア大会金賞。ピティナ・ピアノコンペティション全国大会にて銅賞、ベスト賞受賞。2019年、東京音楽コンクール第2位。2020年、Rahn Musikpreis(スイス)第1位。同年Bruro-Frey-Stiftung(ドイツ)奨学生に選出される。Pascal Devoyon, Claudius Tanski, Clive Brown, Richard Goode,Nicolas Hodges各氏のマスタークラスを受講。東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団等と共演。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経てチューリヒ芸術大学音楽学部及び大学院ソリストディプロマ卒業。伊藤恵、Eckart Heiligers各氏に師事。
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●銀賞:神宮司 悠翔
神奈川県海老名市出身/東京藝術大学音楽学部附属音楽高校2年
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●銅賞:森永 冬香
神奈川県横浜市出身/東京藝術大学3年
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●入選:鶴原 壮一郎
福岡県北九州市出身/東京藝術大学2年
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●サポーター賞1位:今井 梨緒
東京都江戸川区出身/桐朋学園大学大学院2年


主催団体について


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