【舞台作品_release】小池博史演出「幻の光」12月2日~4日、池袋シアターグリーン

株式会社サイ

人間と自然の危機を謎に満ちた宇宙の物語を通して考察する
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を起点とした小池博史のオリジナル舞台
「幻の光」2月2日~4日 シアターグリーンで公演

報道関係各位
プレスリリース
2022年11月17日

株式会社サイ

人間と自然の危機を謎に満ちた宇宙の物語を通して考察する
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を起点とした小池博史のオリジナル舞台
「幻の光」12月2日~4日 シアターグリーンで公演

アジア各国の伝統舞踊や演劇・舞踊・美術を融合させた空間演出により、舞台の創作を展開する小池博史ブリッジプロジェクト(株式会社サイ、本社:東京都中野区、代表取締役:小池博史、以下「ブリッジプロジェクト」)は、2022年12月2日(金)~4日(日)に公演「幻の光」をシアターグリーンBASE(東京都豊島区)で上演する。元パパ・タラフマラ主宰の小池博史が演出を手掛け、プロジェクション、生演奏の打楽器とサックス、ダンスが融合した約70分の舞台芸術作品です。

【「幻の光」とは…】
東日本大震災の直後、人間と自然の関係性を改めて考察する必要性が日本にのしかかっていた。演出家の小池博史は「自然の前で謙虚であれ」という宮沢賢治の思想が新しい叡智の世界を築くためのヒントであることを察し、2012年から2015年まで宮沢賢治の3作品「風の又三郎」、「銀河鉄道の夜」、「注文の多い料理店」を能やバリ舞踊の実演家、現代アーティスト、様々なジャンルの音楽家たちと舞台化する事業を実施した。その作品群は現在小池博史ブリッジプロジェクトのレパートリー作品として国内外で公演を続け、累計動員数は1万人超の人気作品群です。

宮沢賢治の作品の舞台化を開始してから11年後、日本と世界は様々な自然災害や人災に直面している。資源の枯渇や気候変動の危機から発展している戦争は止まない。「人新世」という言葉も浸透し始め、わたしたちは人間と自然の関係性を問い、宇宙的な規模で物事を考え、人間中心の社会からあらゆる生物、異なる人間や文化との共存の実現へ多角的な方面からアプローチし、新たな価値観を育むことが求められている。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」では生と死や現実と夢の境目が交じり、銀河の壮大なちからとそこに生きる人間の愚かさを感じさせられる要素が読み取れる。その要素を宇宙や自然の映像プロジェクション、カメラで撮影される水と光の照明美術、ダンス、生演奏の音楽を融合させた舞台作品「幻の光」で表現し、環境問題や人と自然の危機をあらゆる視点から問う機会を届ける。

演出家小池博史のコメント
光には必ず影があり、ぼくらはそのうちの明るい方に引き寄せられるが、暗いところでじっと息を潜めている人々がいる。だが、それは、実は世界のほとんどの人々なのだろう。ぼくたちの欲望は、元来はこんな世俗にまみれた世界にはない。宇宙の彼方と呼吸を合わせて、ぼくらは自分のからだの存在を確かめ、安堵したいのだ。そして光をじっと見つめ、光を浴びたいのだ。ぼくらは本当は自由なのだ。と、光を見て叫びたい、と、思っている。

■公演概要、チケット情報
「幻の光」
2022年12月2日(金)開演 20:00/開場 19:40
2022年12月3日(土)開演 13:00/開場 12:40、開演 18:00/開場 17:40
2022年12月4日(日)開演 13:00/開場 12:40、開演 17:00/開場 16:40

場所:
シアターグリーン ベースシアター(東京都豊島区南池袋2-20-4)
https://theater-green.com/map/

前売券:
一般4,500円/学生券2,800円/小学生以下1,000円

当日券:
一般5,000円/学生券3,300円/小学生以下1,500円

チケットお申し込み方法:
https://www.quartet-online.net/ticket/maboroshinohikari

mail: hkbpyoyaku@gmail.com
※3才以下のお子様のご入場はご遠慮ください

■スタッフ・出演者
作・演出・振付:小池博史
出演:福島梓、大塚陽、佐久間文恵、伊藤健康、下町兄弟(演奏)、太田豊(演奏)
音楽:太田豊、下町兄弟
映像:岸本智也
衣装:浜井弘治
美術・小道具:森聖一郎
照明:富山貴之
宣伝美術:梅村昇史
演出助手:中谷萌
主催・制作:NPO法人ブリッジフォージアーツアンドエデュケーション
協力:公益財団法人セゾン文化財団

■ご取材について
以下のご対応や取材が可能です。広報 黒田・穂坂(03-3385-2066/sai@kikh.com)へご連絡ください。
・リハーサルの撮影/ご見学/小池・出演者へのインタビュー/プレス席のご用意

小池博史ブリッジプロジェクトとは
空間演出家・元パパ・タラフマラ主宰の小池博史が立ち上げ、創造力を核に据え、創作、教育、発信を三本柱に各々の連携を生み出そうとするプロジェクト。 舞台作品制作だけでなく映像・写真・インスタレーション・文章などあらゆるメディアを活用した多角的な発信を行な う。またイベント・講演会・ワークショップ・教育プログラムの実施など、“からだを使って考える”事の出来る人材の育 成も含め、包括的な視野で世界と時代と文化の架け橋を創り出す為のアートプロジェクトとして日本国内世界各国を舞台 に活動する。25作品を7ヶ国にて創作。13カ国で公演(パパ・タラフマラ時代を加えると16カ国で創作、41カ国で公演)。シアターオリンピック・ベストパフォーマンス賞等を受賞。

【代表取締役・空間演出家、小池 博史(こいけ ひろし)プロフィール】
空間演出家・作家・振付家・映画監督、「舞台芸術の学校」代表
1982年~2012年、パフォーミングアーツグループ「パパ・タラフマラ」主宰。全55作品を創作。
2012年~2022年、小池博史ブリッジプロジェクト(HKBP)主宰。
25作品を創作。
現在までに演劇・舞踊・美術・音楽等のジャンルを超えた空間芸術作品を16カ国で制作、北南米、欧州、アジアオセアニアの41カ国で公演。2021年、9年に渡るプロジェクト「完全版マハーバーラタ」を上演。2020年より映画制作を開始。2022年11月より初の長編劇映画「銀河 2072」が劇場公開される。

著書:「ロング グッドバイーパパ・タラフマラとその時代」(2011年、青幻舎刊)
「からだのこえをきく」(2013年、新潮社刊)
「新・舞台芸術論ー21世紀風姿花伝」(2017年、水声社刊)
「夜と言葉と世界の果てへの旅:小池博史作品集」(2018年、水声社刊)

株式会社サイ 会社概要
当社は舞台作品やイベントの企画制作会社として1990年設立しました。舞台芸術団体パパ・タラフマラのマネジメント業務をはじめ、ワークショップ事業や展示、グッズ製作事業などを展開しています。2012年パパ・タラフマラの解散に伴い、空間演出家小池博史のプロデュース公演やワークショップ等教育事業、制作業務を請け負っています。

社名   :株式会社サイ
設立   :1990年3月
代表者  :代表取締役 小池 博史
本社   :東京都中野区
事業内容 :舞台作品、文化芸術イベントの企画制作
URL   :https://kikh.org/

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