V・リヴォルヴァー「メタリカの新曲は異常」

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現在、ニュー・アルバムをレコーディング中のメタリカ。デモを聴かせてもらったというヴェルヴェット・リヴォルヴァーのドラマー、マット・ソーラムは、彼らの新曲を「異常だ」と評している。否定的にも聞こえるこの言葉が意味するところは……。

メタリカのドラマー、ラーズ・ウルリッヒと友達だというソーラムは、Rollingstone.comにこう話している。「デモを聴かせてもらったとき、俺は奴を凝視し、“この出来損ないをマスタリングしてリリースしろ”って言ったよ。異常だった。8分の曲で、テンポが次々変わり、クレイジーなスピードなんだ。“お前さ、年とったからってスローにはなるなよ、でも、速くならなくてもいいだろ! どうやってライヴでプレイするつもりなんだ?”って感じさ。それから俺たち、一晩中どんちゃん騒ぎしてた。奴は翌日、スタジオへ戻ってこの9分だか10分ある馬鹿げた曲をプレイしなきゃならないっていうんだから、笑っちまったよ。だって、あいつが聴かせてくれたデモは本当に速かったんだぜ」

「(翌日)電話して、“おい相棒、どんな感じだ?”って訊いたら、あいつ、“相棒よ、苦しいぜ”って言ってた。連中、全部そのままレコーディングしたんだ。ライヴだよ。すげえよ。気に入ったね。エキサイティングだ」

メタリカはその名も<Sick Of The Studio '07(スタジオにウンザリ)>ツアーを終えたばかり。公式サイトによると、この後「スタジオへ戻り、約束したアルバムを完成する」そうだ。

また先日、フロントマンのジェームス・ヘットフィールドが英国の空港でテロリストと間違えられたとの報道があったが、本人によるとこの話は「まったくのデマ」だそうだ。

■メタリカ、テロリストと間違えられる
https://www.barks.jp/news/?id=1000032779

Ako Suzuki, London
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