ハイチ支援の「ウィー・アー・ザ・ワールド」、五輪でお披露目。

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アフリカへの支援を訴えたチャリティ企画の25周年記念に加え、ハイチの被災者支援の意味も込められた「ウィー・アー・ザ・ワールド・25・フォー・ハイチ」がバンクーバー冬季オリンピック開会式で初披露された。

◆「ウィー・アー・ザ・ワールド・25・フォー・ハイチ」ミュージックビデオ動画

今月初めに行われたグラミー賞の際、ロスアンジェルスに集まった多くのスターたちを結集して再レコーディングされたこの曲、ヒップホップ・アーティストたちによる‘合唱ラップ’を含む新たなアレンジとなっており、レコーディング風景とハイチの映像を交えたミュージックビデオが世界に公開され、既に楽曲、ビデオ共にiTunes Storeなどで発売されている。


元々はマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)とライオネル・リッチー(Lionel Richie)が書いた曲だが、マイケルのパートを残しつつ、妹ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)やアッシャー(Usher)が歌ったほか、R.ケリー(R. Kelly)、メアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)、ジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)などR&B界を代表する歌い手も参加。ラップ系ではハイチ出身アーティストとしていちはやくチャリティに動いたワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)、リル・ウェイン(Lil Wayne)、ウィル・アイ・アム(will.i.am)らが独立したパートを歌っているが、LLクールJ(LL Cool J)、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)、バスタ・ライムス(Busta Rhymes)らが合唱でのラップを新たに追加している。

text by notrax
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