ジーン・シモンズ、ステージの上はまるでオリンポスの神々

ポスト
ジーン・シモンズは、ステージに上がっている時の気持ちは、宗教界の大物や政治家などの世界で最も力のある人達よりも上だと語った。

◆ジーン・シモンズ画像

「一番大切なのはステージに上がることだ。こんな経験は他にはないよ。ローマ教皇、大統領、首相、王達でさえ、俺みたいに感じないだろうね。多分、オリンポスの神々は感じているかな」──ジーン・シモンズ

またジーン・シモンズはKISSのファンの世代がとても幅広く、自分がファンだと告白する人達に頻繁に驚かされるという。「キッスを聴いて育った人の中で一番変な人間はデンゼル・ワシントンとラッセル・クロウだよ」「グラミー賞に行った時、ルーサー・ヴァンドロスったら「嘘だろ、キッスだ!」って顔してたよ」

現在60歳のジーン・シモンズだが、人生の哲学はナチ政権下でユダヤ人として生活を送ったことのある母親から影響を受けたともいう。「俺の母は14歳の頃にドイツにあるナチの収容所にいたんだ。そこで家族全員が火葬されるところを見たのさ。母の哲学は、地上にいる日はいい日だっていうことなんだよ。人生は贈り物で、生得権じゃない。だから無駄にするなよってことなのさ」

BANG Media International
この記事をポスト

この記事の関連情報