クラシックとジャズの超入門CDが登場

ポスト
第53回グラミー賞にて日本人4人がグラミー賞受賞という輝かしいニュースから、内田光子、上原ひろみへ脚光が当たると共に、改めてクラシックとジャズに注目が集中しているという。そんな状況下、いいタイミングでライトユーザーに最適なコンピレーションCDが発売となった。『超入門クラシック』『超入門ジャズ』の2タイトルだ。

どちらもどこかで聴いたことのある超有名曲を中心に、超名演奏家による超名演がぎっしり30曲。クラシック&ジャズを知るには欠かせない名曲がばっちり網羅されているというもの。用意された曲ごとの解説も読破すれば、明日からでも語れる入門編コンピの決定盤だ。

『超入門クラシック』は、誰でも口ずさめるほど聴き覚えのあるメロディーを30曲。「これってクラシックだったの?」というほど親しみのある曲を、知識や作法など関係なく純粋に音楽を楽しむことで、苦手だったクラシックへの第一歩が踏み出せているという、嬉しいコンピだ。

バロック後期から20世紀まで重要な作曲家を30人選び、その代表作を1曲ずつ、超一流の演奏&録音で収録。演奏家たちも、カラヤン、クライバー、アバド、小澤征爾、アルゲリッチ、アシュケナージ、パヴァロッティ、アリス=紗良・オット…などと、名演奏家たちによる録音が網羅されている。

音楽評論家の諸石幸生は「最初はこの『超入門クラシック』のように入門者向けのアルバムが最適だ。入り口が多彩であり、どこからでも入っていける、その接点が数多く用意されているからである。これを聴いた暁には、もうあなたも立派なクラシックファンである。そしてクラシックならではのロマンに酔いしれるという心の贅沢(ぜいたく)を知った今、以前よりは何か心の在り方が変わった、優しくなった、とそんな実感に包まれるのではないだろうか。」と語っている

一方、『超入門ジャズ』も、テレビや映画、そして街中のいたるところで流れているジャズの名曲ばかり。「タイトルは知らないけど、曲は聴いたことがある」という有名曲がぎっしり30曲。ジャズを聴き始めたいという方、そしてお店やお部屋の雰囲気作りにジャズを使いたいという方にピッタリな超入門編コンピレーションだ。

演奏家は、ビル・エヴァンス、マイルス・デイヴィス、ルイ・アームストロング、オスカー・ピーターソンをはじめ、ソニー・ロリンズ、サラ・ヴォーンなど、名演奏家たちによる録音を網羅。ボサ・ノヴァの代名詞ともいえるスタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルトの「イパネマの娘」も収録されている。

なお、ユニバーサル ミュージックの超入門コンピレーション公式サイトでは「超入門検定」を実施しているので、CDを聴いてブックレットを読み、検定にチャレンジしてみるのもいい。純粋に楽しんで、その先の奥深さへの喜びも得られるような、お宝コンピ2作。ステキな音楽と出会うという人生のハッピーなハプニングを、ぎゅっと凝縮させてくれた嬉しいCDだ。

『超入門クラシック』
2011年2月23日発売
UCCG-4437/8 特別価格:¥2,000(tax in)

『超入門ジャズ』
2011年2月23日発売
UCCU-1300/1 特別価格:¥2,500(tax in)

◆「超入門」検定
◆ユニバーサル・ニュースレター
この記事をポスト

この記事の関連情報