グレッグ・ローリー「何度も言うが、ジャーニー脱退はスティーヴ・ペリーのせいじゃない」

ポスト

ジャーニーの創設メンバーの1人、グレッグ・ローリー(Key,Vo)は、彼がジャーニーを脱退したのはスティーヴ・ペリーにヴォーカリストの座を奪われたのが不満だったからだとの憶測を、あらためて打ち消した。

◆グレッグ・ローリー画像

彼は、『Rolling Stone』誌のインタビューでこう語った。「自分の人生が好きになれなかったから辞めたんだ。僕は何百万回もそう言ってきたが、“それが理由じゃない”って考える人たちがいるのは知ってる。でも、僕は自分の人生で自分がやってることに満足していなかったから、脱退したんだよ。マネージメントのことは好きだった。あの音楽も、僕らが築き上げたものも、大好きだった。ただ、ハッピーではなかった。だから、クラクション鳴らして、止めなきゃいけなかった」

「みんな、ペリーが加入し全てのリードを歌い始めたからだって思ってる。ったく! もう一度言うが、僕はキーボードをプレイしリードを歌うって、手を広げ過ぎていたんだ。僕は彼の出現を歓迎したよ。それに、彼の歌声は素晴らしかった。反対する気は全くなかった」

「(ヴォーカリストの座を奪われたから脱退したとの説は)完全に間違ってる! 僕が何度、“ハッピーじゃなかったからだ。飲み過ぎてた。もう自分には向いていないって思った。そして、何よりも家族を作り始めたかったからだ”って言ったって、無駄なんだ。そうそう、家族は僕の最高傑作だ。本当にね。息子、娘、妻、凄いことだよ。僕は正しいことをした。でも、それじゃあ、フェイスブックやってる連中には受けがよくないんだろ(笑)」

ローリーは先月、18年ぶりのフル・スタジオ・アルバム『Sonic Ranch』を発表。息子ショーンをメイン・プロデューサーに、ジャーニーのバンド・メイトだったニール・ショーン、スティーヴ・ルカサーらが参加した。

Ako Suzuki

この記事をポスト

この記事の関連情報