ジョン・レノン殺害犯、ヨーコ・オノに謝罪の言葉

ポスト

ジョン・レノンを殺害し服役中のマーク・チャップマンが、先月開かれた仮釈放申請をめぐる聴聞会で、ヨーコ・オノに対し謝罪の言葉を述べた。今週、その聴聞会の記録が公開された。

チャップマンは、仮釈放委員会のメンバーを前に、「自分の犯行について申し訳なく思っていると何度も繰り返し言いたい」「弁解のしようもない。これは虚栄心だった」「彼は非常に有名だった。自分は、彼の人柄、彼がどんな人だったかが理由で彼を殺したのではない。彼は家族を大切にする人だった。アイコンだった」「自分は、あなた達の先の言葉を使うと、彼がとても、とても、とても有名だったから彼を殺害したんだ。それが唯一の理由で、自分は極端に虚栄心を満たしたがっていた。とても自分勝手だった」などと話した。

そして、「とんでもなく自分勝手な行いだった。彼女に苦痛をもたらしたことを申し訳なく思う。いつもそのことについて考えている」と、ヨーコ・オノに向け謝罪の言葉を口にしたという。

チャップマンは今回も仮釈放が却下された。申請/却下はこれで11回目で、次回は2年後に申請が可能となる。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報