ロブ・ハルフォード、ボブ・ディランとの唯一の対面で訊かれたことが…
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ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード(Vo)は、これまで1度だけ、ボブ・ディランに会ったことがあるそうだ。そのとき、ディランから思わぬ質問をされ、驚いたという。
90年代前半、ジューダス・プリーストを脱退し、ファイトを結成したときだったそう。ハルフォードは『Metal Edge』のインタビューでこう振り返った。「Sony Studiosにいるとき、レコード会社のスタッフから、“すぐそこにボブ・ディランがいるよ”って言われたんだ。彼とは同じレコード会社だったからね。ボブ・ディランに会いたくない奴なんているか? “会おう”となって、いくつかの廊下を通り抜け、その部屋へ連れて行ってもらった。控室みたいなとこだった。そして、ボブ・ディランはたくさんの女性たちとその部屋にいたよ(笑)。女性とフルーツでいっぱいだった」
「女性たちがいて、フルーツがあって、そしてボブ・ディランだ。部屋に入ると、レコード会社の人が、“やあ、ボブ。彼は同じレーベルに所属している。ファイトってバンドのロブ・ハルフォードだ”って俺を紹介してくれた。ボブから“ヘイ、マン。調子はどうだ?”って言われたから、俺は“やあ、ボブ。あなたに会えて光栄です”って答えた。“どこ出身だ?”って訊かれ、“バーミンガムというところです”って言ったら、“そうか、そうか……。オジーはどうしてる?”って。それが、俺のボブ・ディランとの唯一の対面だ!」
“初めての○○”について答えるこの『Metal Edge』のインタビューで、ハルフォードは「初めて好きになったバンド」についてはこう話している。「叔母が使わなくなった古いレコード・プレイヤーをくれたんだ。リトル・リチャードとビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ、それにエルヴィス・プレスリーのシングルがついてた。音楽のパワーと初期のロックンロールに初めて電撃的なショックを受けた。でも、俺はUKで育っただろ。だから、ポピュラー音楽しかなかったんだ。そして、ザ・ビートルズが出てきた。最初からやられたよ。“She Loves You”とか“I Wanna Be Your Man”とか。(ザ・ローリング・)ストーンズもそうだった」
Ako Suzuki
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