全米アルバム・チャート、トラヴィス・スコットの『UTOPIA』が2週連続1位

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今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、トラヴィス・スコットが5年ぶりに発表したニュー・アルバム『UTOPIA』が先週に続き2週目の1位に輝いた。ラップ・アルバムが初登場から2週連続で1位を獲得するのは、2021年9月に3週間1位をキープしたドレイクの『Certified Lover Boy』以来、約2年ぶりだという。

◆トラヴィス・スコット画像

2位には、カントリー・シンガー、モーガン・ウォーレンのサード『One Thing At A Time』が先週の3位から再浮上。3月初めにリリースされた同作は、非連続15週間1位に輝き、その後も3位圏内に留まり続けている。ウォーレンは今週も、前作『Dangerous: The Double Album』(2021年)が10位につけ、2作がトップ10入りした。

先週4位だった映画『バービー』のサウンドトラック『Barbie The Album』は1ランク上昇し、3位を獲得。4~6位はテイラー・スウィフトのアルバムで占められ、『Speak Now (Taylor’s Version)』(2023年)が4位、『Midnights』(2022年)が5位、『Lover』(2019年)が6位をマークした。テイラーはさらに『folklore』(2020年)が9位に再エントリーし、4作がトップ10入りしている。

今週、10位圏内に初登場した新作はなかった。



Ako Suzuki
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