ロブ・ハルフォード、初対面のドリー・パートンから髭を整えてもらう

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Photo by Sam Erickson
ジューダス・プリーストのフロントマン、ロブ・ハルフォードは、2022年11月、ロックの殿堂の式典で初めてドリー・パートンに会ったとき、ずっと敬愛してきた彼女から髭を整えてもらうというシュールな体験をしたそうだ。

ハルフォードは『Metal Hammer』誌最新号のインタビューで、ドリーとの初対面についてこう振り返っている。「俺はどういうわけか、第六感で、俺らは会うことになるとわかっていた。俺はよく、母の祖母に予知能力があったって話をしてるだろ、俺にもちょっとばかりあるようだ。“ドリー・パートンに会う”って気がしてたんだ。そしたら、2~3日後、事務所にメールが届き、ドリーから“Jolene”の一節を歌わないかって誘われた。俺は家にいて、“なんてこった、現実になった!”って驚いたよ。ゲイとしては、“着るものがない!”って思ったね。彼女がキラキラしたものを好きなのは知ってたから、俺はそうしたかった。あの夜俺が着ていたものは適切だった」

「(実際に会ったとき)彼女は“あなたの髭、大好き!”って言って、俺の髭を整え始めたんだよ! あれはホント、シュールだった! 生きた伝説に会い、彼女は俺の髭をくすぐりながら、“わたしと”Jolene“歌ってくれるのね?”なんて言ってるんだ。俺は舞い上がってた」

その年、ドリーはロックの殿堂入りし、ジューダス・プリーストはミュージカル・エクセレンス・アワードを受賞した。ハルフォードは、式典でドリーのパフォーマンスに参加したほか、翌年、ドリーがリリースした彼女初のロック・アルバム『Rockstar』でもコラボしている。


Ako Suzuki
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