<SUMMER SONIC 05>で待望の再来日果たしたルースター、インタヴューとミート&グリート レポートをお届け!

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──<SUMMER SONIC 05>のライヴを観ました。前の武道館(アヴリルのオープニング・アクト)も観ましたが、一回り大きくなって来た感じですね。自分たちでも楽しめました?

ルーク・ポタシュニック(G、以下ルーク):武道館も最高だったけど、今回の<SUMMER SONIC>もホント最高だったよ。みんなジャンプして、大歓声で迎えてくれたしね。スタジアムでやったのは初めてだったから、ちょっと驚いたけどさ。

ニック・アトキンソン(Vo、以下ニック):自分たちのキャリアの中でもハイライトと言っていいんじゃないかな。それぐらい素晴らしいショウだったよ。

──ステージも熱かったですけど、真夏の太陽の下、みなさんもちょっと暑そうに見えました(笑)。

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ベン・スミス(B、以下ベン):ステージに上がってるときはアドレナリンが出てて、テンションが高いからあんまり感じなかったんだけど、ステージから降りた瞬間、汗がブワーって出てきたよ。でも、それがロックさ! ロックは熱いのさ!(笑)。

──デイヴは初めから上半身裸だったよね?

デイヴ・ニール(Dr、以下デイヴ):僕は他の3人に比べると汗っかきなんだ(笑)。だから初めから脱いでたんだよ。大きな扇風機を側に置いておいて、それでなんとか耐えたよ。

──前の来日からこれまでの間はどんなバンド活動をしていたのですか?

ルーク:フェスティヴァルにいっぱい出た。そうだなぁ、<T in the Park>でしょ、<OXEGEN Music Festival>に<Rip Curl Festival>に……、あとはイギリスのいろんな大学を廻って、ライヴ・ツアーをしたんだ。イギリスでは4枚目のシングルも出したし、2枚目のアルバムの曲作りも始めてる。相変わらず忙しく仕事してたよ。

──今回の<SUMMER SONIC>でライヴを観るのは3回目ですが、それだけライヴ経験を積んでるだけあって、観る度に成長しているような印象を受けました。

ニック:そうだね、やればやるだけ成長できているような、そんな手ごたえは自分たちでも感じてるよ。4人のバンドとしてもそうだし、個人のテクニックや演奏の面でもね。そう言ってもらえるのはうれしいな。

──2ndアルバムの曲をもう書いてるとのことですが、実際には何曲ぐらいできているんですか?

ルーク:もう10曲ぐらい新曲ができてるよ。実はサマソニの1曲目でやった「Good Be Here」も新曲なんだ。大阪では「Home」っていう、もう少しゆったりした曲もやったしね。ニックが言うように今はライヴをやればやる程良くなっているような状態だから、2ndアルバムではあるけど、自分たちを反映しているという意味では、1stアルバムのような気持ちでもあるんだ。というのは、1枚目はほとんど僕とニックの2人で作ったからね。4人の、ルースターというバンドが作ったアルバムとしては、最初のアルバムなのさ。

──じゃあ、今回はベンとデイヴもかなり曲作りや作詞に参加している感じ?

ベン、デイヴ:もちろん!

ニック:2人とも曲も詞も書いてるよ。リハーサルのときにもいろいろ意見を言うしね。もちろん、僕とルークの意見もそこにぶつけるし、4人で考えることによって、いろいろな人が共感できる曲ができていくのは、素晴らしいことだと思うよ。

──そういった、曲作りのスタイルを2人のときと比べるとどうですか?

ルーク:僕らの曲作りは、誰かが曲の出発点を提示してくれたら、それからは4人のジャム・セッションで作っていくという感じなんだ。それは、ニックの歌詞のアイディアだったり、僕の作ったギター・リフだったり、デイヴの作ったグルーヴだったりいろいろさ。そういう感じで作っているから、4人でジャムできることが、これまでより音の幅が広がた部分だろうね。あとは、ベンが特にそうなんだけど、僕と同じ曲を聴いたとしても、どのキーでやるかという感覚が違ったりするから、これまでに思いつかなかったような視点が加わるのが大きいね。

──精力的にツアーをこなしている多忙の中で、たくさんの新曲ができているわけですが、たとえば詞やリフみたいな曲のパーツやアイディアはツアー中にホテルで書いたりもしてるの?

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撮影/石動弘喜

ニック:もちろん! 常にテープレコーダーは持ち歩いているからね。思いついたらそれに吹き込むし、楽屋でもアコギ1本で曲のアイディアが浮かぶこともある。

ベン:サウンド・チェックやリハのときに思いついたアイディアをバックステージで話し合うなんてこともあるよ。

──ツアーといえば、今回の来日はちょっと長めですけど、どんな風に過ごしていますか?

デイヴ:毎晩おいしいものを食べてるからちょっと太ってるんじゃないか心配だよ(笑)。ほかには、渋谷に買い物に行ったり、あとは取材もいっぱいやった。だから忙しかったけど、何よりも今回は<SUMMER SONIC>が一番楽しかった思い出だね。

──サマソニではほかの出演バンドは観られました?

ニック:大阪からわざわざ早めに戻ってブラック・クロウズを観る手はずを整えていたんだけど、ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインがキャンセルになっちゃって、公演時間が繰り上がったから観れなかったんだ。残念だよ。その代わりスタジアムでオアシスを観たんだけど、パフォーマンスもよかったし、何よりも曲が素晴らしいね。4人の共通した意見として、オアシスはいいっていうことになった。

──オアシスみたいに大きなスタジアムでプレイするビッグなバンドというのは、ルースターの目標でもあるのかな?

ニック:もちろんさ!

ベン:でも、小さい会場でやるのも好きだけどね。前回も武道館でやったし、福岡ではお寺でアコースティックのギグをやった。あれは不思議な体験だった。やってみたい会場はいっぱいあるよ。イギリスでもウェンブリーやブリクストン・アカデミーでやってみたいし、NYのマジソン・スクエア・ガーデンや東京ドームもね!

──2ndアルバムはいつごろ聴けそう?

ルーク:12月にはスタジオ入りしたいと思ってる。その段階では30曲ぐらいできてるといいな。イギリスで来年の3、4月ぐらいに出して、日本ではそのちょっと後になってしまうかもしれないけど。

──武道館のライヴがDVDでリリースされるんですけど、それについて一言!

ニック:日本で一番最初に立った大きなステージが武道館だったんだけど、これまでビッグアーティストの素晴らしいライヴ・アルバムが収録されている会場だよね。そういう歴史みたいなものはステージに立っていてもヒシヒシと感じることができたよ。そのパフォーマンスを収録しているんだ。内容も素晴らしいから期待して。

──では最後に11月のツアーについて、意気込みを訊かせて。

ルーク:すごいツアーになるよ! 日本の前にイギリスでツアーをしてから来日するから、コンディションはバッチリだと思う。日本でちゃんと、フルにライヴをやるのは初めてになるから俺たち自身もエキサイトしてる、期待してるよ。日本ではデビュー前から応援してくれているファンもいるし、楽しみだよ。イギリスまで来てくれてる人もいるしね。今回は、照明も凝ってるし、音もデカいし、新曲もいっぱいやるし、みんなが汗だくになって踊れるようなライヴにするよ!

取材・文●末吉靖永
写真●石動弘喜

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※「カム・ゲット・サム」PV映像および「カム・ゲット・サム」「ステアリング・アット・ザ・サン」試聴のBARKS上での公開は、10/10(月)までの期間限定となります

■Information

ROOSTER JAPAN TOUR 2005>再来日決定!!
11/25(金)大阪・なんばHATCH
11/26(土)福岡・DRUM LOGOS
11/28(月)名古屋・DIAMOND HALL
11/29(火)東京・LIQUIDROOM ebisu
11/30(水)東京・SHIBUYA-AX
[問]Creativeman http://www.creativeman.co.jp/

『デビュー・ライヴ・イン・ジャパン』(DVD)、『ルースター~ジャパン・ツアー・スペシャル・エディション』 11/9リリース予定!!
 詳細はオフィシャル・サイトまで

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PRESENT サイン入りBARKSオリジナルTシャツ応募締め切り2005年10月15日

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