ULTRA BRAiN 、『NEO PUNK』特集 INTERVIEW編

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TYUNK BRAiN:BARKS、いいよね。最初に音が出るからわかりやすいし、デザインもいいし。 ――あっ、ありがとうございます。 TYUNK BRAiN:あんまり、ほかの音楽業界に興味がないんだけど、いざ自分が出始めると毎日見ちゃう。周りはどうなってるのかな?って。「ブリトニー・スピアーズはこんなになっちゃったんだ」とか、いろいろわかるから(笑)。 ――音楽でも、機械が進歩すると表現方法がガラッと変わったりするじゃないですか? 古い話ですけど、YMOとかもそうだったんだろうし。活字のメディアも、ネットになるとやっぱりいろいろと変わってきますね。 TYUNK BRAiN:そうですね。……高橋幸宏に似てますね。 ――僕ですか? 何を言ってんですか(笑)。あ、YMOつながりで。 TYUNK BRAiN:高校生の頃とか、バリバリ聴いてましたもん。だから、今機械を使ってることに全然違和感はないんですよ。よく言われるんですけどね、「なんで機械なんですか?」って。でも、そういうので育っちゃってるから。そもそも僕の頃は、パンク以降のニュー・ウェイヴの流れがちょうど僕の中学生ぐらいだから。テクノカットとか、「東京にはああいう髪型の人がいっぱいいいるんだ」って、ニュースで見てましたからね。ホコ天とかもすごかったし、そういうニュースを新潟の田舎で見ていて、これはヤバイなと。あの頃の、サイバーというか、ニュー・ウェイヴのムードが僕の中ですごくキてましたね。パンクって、もともとそういうところにいたわけじゃないですか? ――そうですね。 TYUNK BRAiN:パンクと、あのへんのシーンは一緒でしたよ。むしろ、あれ以降のパンクはあそこから発生してると言ってもいい。 ――サイバー・パンクとか言ってましたね。そう考えると、ここ数年のディスコ・パンクとかニューウェイヴ・リバイバルの流れは、あの時代からつながってるわけですよね。 TYUNK BRAiN:そうだと思いますよ。80年代に回帰しようみたいな音楽のムードはありますよね。 ――たとえばULTRA BRAiNの音は、別にそういうことを意識してやってるわけではない? TYUNK BRAiN:いや、けっこう意識してますよ。曲作りの段階では意識してないですけど、自分の中では「80年代は最高だったな」っていつも思ってます。超エキサイティングでしたね。 ――そして、ついに出ましたULTRA BRAiNのファースト。ノリノリで聴かせてもらいました。去年出たTYUNK名義のEPは、もっと心地よくリラックスするムードでしたけど、こっちは燃えますね。 TYUNK BRAiN:燃えますね(笑)。やっぱり、一回やっとかなきゃって、単純に思ったんですね。落ち着くのはまだ早いなって。実際、作ってるムードは沖縄という、環境ののどかなところだから、落ち着いた音楽を生み出すには最適なんですけど……僕は今年で36になるんですけど、やっぱりこの年になっても新しいものを待ってるんですね。でも世の中の流れとか、何か出てこないかな?って。それがほんとに強烈に、自分をノックアウトしてくれる音楽だったら最高だなって。でも、なかなか出てこない。出てこようともしてない感じがする。

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