柴咲コウ 10作目のシングル「invitation」特集

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1.「invitation」制作で大変だったことは?
この曲は、ドラマ「タイヨウのうた」の主題歌に使っていただいているんですけど、ドラマ制作者サイドとのすれ違いが結構あって、それを合わせていくのが大変でしたね。“これがいいかな”という曲をピックアップして持っていったら、“これじゃない”って言われたり(笑)。私の考える速めの曲調と向こうの考える速めの曲調にちょっと相違がありましたね。私の中でドラマの物語を重視しすぎてしまうというところがあったのかも。
2.「invitation」制作時のエピソードを教えて下さい
この曲が候補としてあがった打ち合わせの直後から作詞を始めて、次の日にはレコーディングをして仕上げたという、とてもスピーディーなレコーディングでした。そのスピーディーさが曲の疾走感と重なっているような気がします。
3.シンガーとしてレコーディング前に心掛けていることは何ですか?
時間があるときは、ヴォーカル・レッスンを受けてからレコーディングに入ります。それと、基本ですけど水分をたくさん取ることですね。あとは、あんまり気負いしすぎてしまうと体調が良くても声が出なかったりするので、リラックスしてレコーディングできるよう心掛けています。
4.マイブームはありますか?
ブームは…う~ん、特にないです。すべての生活や物に執着しないということが、私の執着していることかもしれないですね。
5.最近健康に気をつけているとのことですが、柴咲さんの健康の秘訣は何ですか?
特にストイックに何かに打ち込んでいるというわけではないんですけどね。最近は、人と触れ合って笑っていることが、一番の健康法かなと思います。
6.カラオケは行きますか? よく歌う曲は?
頻繁には行きませんが、好きですね。男性ヴォーカルの曲をよく歌います。すごい低い声は出ないですけど、くぐもって歌うのが結構好きなんです。でも、最近レコーディングに慣れてきたせいか、カラオケがへたっぴになってきて。カラオケでの音が聴こえにくく感じたり、声が思いのほか出なかったり。
7.カラオケで「invitation」を歌うときのアドバイスを!
サビですごく音が上下するんですけど、速さに身を任せたら意外とすんなり声が出るので、あまり気にせずに勢いにまかせて歌ってください(笑)。
8.今もらってうれしい“invitation”(招待状)ってどんなモノ?
ビーチ・パーティーのお誘いとかかな(笑)。あと私は、自分の誕生日パーティーの招待状とかをよく書きます。きっとそういうお誘いをもらうのってうれしいんだろうなと思って、よく出してますね。
9.20作目では、歌手としてどうありたいと思いますか?
今作のように、今までやってきた曲とはちょっと違う曲調の楽曲に、常に新鮮な興味を持ちながら、それに詞を書いたり、歌ったりすることができればいいですね。ある意味奔放に、ある程度自由にできたらいいなと思います
10.シンガーや女優を目指している人たちへのアドバイスを!
アドバイスなんてできないですけど…ただでも、自分だけの考えを持て余して生きない方がいいんじゃないかなっていうのはありますね。感性として自分だけの視野を持っていたら、やっぱり相手側の要望とか汲み取る気持ちっていうのがなくなっていくし。人の要望を聞けるということは心が広いってことだから、それを高めるための余白を常にきちんと作って、人の言うことも聞けるようにしておいたほうが賢明だと思いますね。

 
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