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i-mo: トウトツですが、いいライヴでしたね…!
hoshimari: 返答に困ったよ(笑)。レッチリですな。たしかにいいライヴだったよね、あっという間だった~。
i-mo: 会場の“さいたまスーパーアリーナ”も超満員でしたね。1階すべて椅子なしのスタンドエリアだったけど、そこもぎっしり!
hoshimari: うんうん。しかし、会場内のケンタッキーフライドチキンにチキンとビールが売り切れってどういうことよ!?
i-mo: ですね。気分を盛り上げてライヴに向かおうと思ってたのに…。(註:ちなみにビールはロッテリアでゲット、ケンタではポテトのみで甘んじる)
hoshimari: アルコール消費量、多かっただろうなぁ。日曜の休日だったし。
i-mo: ええ。で、ちょっとポテトで胸焼けし出したころに、客電がパッと消えましたね。
hoshimari: で、今回、前作『Californication』と最新アルバム『By The Way』からが多かったよね。
i-mo: そうですね。一発目に「By the way」は驚いたな~。
hoshimari: アルバムの1曲目だしね。
i-mo: やっぱりアルバムでもインパクトあるし、新作を象徴してる曲だと思うんですよね。いい曲だな~って、もう酔いもガンガンまわってきましたよ。
hoshimari: スローテンポと、アップテンポが融合されてて、揺られてよし、暴れてよしって曲だしね。こういう緩急ついてる曲って盛り上がるよね。
i-mo: ですね。私たちは2階席だったけど、もう飛び跳ねて、みんな落ちるかと思うくらい初めから興奮してましたね。
hoshimari: 揺れてたね~。1階スタンドは早くもダイヴとモッシュの嵐で、それを上から見てて楽しかった(笑)。
i-mo: そんな揺れた会場で「Universally Speaking」まではやっぱり最近のレッチリを象徴するかのようにメロウなイメージが強かったけど、そんな中にひとりだけすごいファンキーさを感じたのはフリーですかね~。
hoshimari: フリーね! おバカぶりを発揮してましたね! オレンジのニット帽にオレンジの靴、あとは白のブリーフのみですよ!
i-mo: そんな彼らも40歳近くでしょ! 全然そう見えない素晴らしい肉体美でしたね。
hoshimari: うんうん、あれは鍛えて自信があるから、脱ぐんだろうなぁ~。でも、おバカだったり裸だったりを全面に出してるけど、能なしじゃないところがレッチリ。
i-mo: そんな肉体美ばかりに目がいってしまった私達でしたけど、hoshimariさんはどの曲がよかったです?
hoshimari: 私はね、やっぱ本編最後のほうに演ってくれた「Give It Away」なんですわ。
i-mo: あ~、レコードみたんですけど、’91年の曲なんですね。盛り上がりましたよね。
hoshimari: うんうん。アンソニーの「ギビラウェ、ギビラウェ、ギビラウェ、ギビラウェナ~」(Give it away(×4)now)って早口がね、気持ちいいんだぁ。
i-mo: みんなついていけないとこですね(笑)!
hoshimari: そうそう。決して言えてないんだけど、なりきりでね、にわかアンソニーになってみると! で、i-moちゃんはどの曲が?
i-mo: う~ん、ライヴで聴いていいな~って思ったのは新曲ですね。「By the way」はもちろん、「Don’t forget me」とかもなかなか良かった。
hoshimari: うんうん。「Can’t Stop」も(まんまだけど)とまらねえ!って感じでね。
i-mo: イントロから盛り上がりましたね! たてノリ曲だし。
hoshimari: うん。それでもって、エンディングもパキッと終わるよね。それがまたレッチリッ(←パキッと言い切る)って感じで粋。
i-mo: ですね、そんな感じで一曲一曲きっちり締めて、演奏してましたね。で、初めはちょっとアンソニーの声がでてないかな~とか思ったんですけど、3曲目あたりの「Suck My Kiss」とかくらいからかなりよくなってきましたね。
hoshimari: 動きもどんどんよくなってきてたもんね。あのメンバーの動きもこれまたほほえましいのよね~。フロント3人がぴょんぴょん飛び跳ねる定番スタイルもあって!
i-mo: アンソニーの歌い方は変わってませんでしたね。ちょい横向き。あと、あんなにでっかい会場でやってるのに4ピースバンドっていうまとまりがありましたよね。  hoshimari: うんうん。ベース、ドラム、ギターも1本なのに、音は貧弱じゃなかったし、かといって暑苦しくもなかった。バランスよく(フリーのベースがバカでかく)てよかったね。
i-mo: あとチャドも見せてくれましたね。リズム体がしっかりしててそこはさすがにビート感のあるバンドだな~って。みんな楽しそうに演るとことかもすっごいよかったですね。リズム合わせて、音あわせて、どんどんビルトアップされてって。
hoshimari: ああいうのは、本当見てる観客より、演ってる本人達が一番楽しい場面なんだろうね。そんなフリーが、アンコールのとき逆立ちで登場してきたのには笑ったね!
i-mo: もう、でっかくなった赤ちゃんみたいでした(笑)。ステキでしたね。でも、そんなフリーに気をとられているうちに右に座っているジョンがギターを弾く。何とも粋な演出でした。
hoshimari: うんうん。あまりのギャップ(フリーは逆立ち、ジョンはステージ脇に腰掛けてギター爪弾き)に、腰が砕けそうになりました(笑)。
i-mo: そんでもってしっとりしつつも、アンコールというよりこれから第2部~~~!と思っていたら、意外にも2曲であっけなく終わっちゃいましたね。
hoshimari: 早かったね! 2時間もやってなかったもんね。でもアレくらいがいいのかもね、「もうちょっと…」って感覚が。
i-mo: でも、淋しかったですよ~~~。
hoshimari: お・あ・ず・け、ぐらいがいいのだよ(笑)。
i-mo: しょうがないから『By the way』聴いてます…。
hoshimari: うん。私はメンバーみたいな肉体美にはなれないので、レッチリのTシャツ着てこれからも応援したいね。
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