ブルーのリー、暴行事件で無実に

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パパラッチに暴行をはたらいたとして告訴されていたブルーのリー・ライアンに、無罪の判決が言い渡された。リーは昨年末、ナイトクラブの外で待ち受けていたカメラマン2人に暴行をはたらいた容疑で告訴されていた。

リーは、2人のカメラを壊したことは認めたものの、暴行の容疑は否定していた。リーの弁護人は法廷で、パパラッチはリーと彼と一緒にいた女性の写真を撮ろうと「狼のように群がって」いたと話し、リーの行動は、耳が不自由でその状況を怖がっていた女性をかばうためのものだったと弁明した。

また、リーは数枚の写真を撮ることを許可し、その後放っておいて欲しいと丁寧に要請したにもかかわらず、カメラマンがしつこく追い掛け回してきたとも付け加えた。

弁護人の反論を聞いた判事は、これを正当防衛と認め、リーに対する訴えを却下した。しかし、カメラを壊したことでは有罪を言い渡し、500ポンド(およそ10万円)の損害賠償を支払うことを命じた。

裁判所に姿を現したリーの母親は、判決に満足しており、息子が誰かを「かばった」のは誇らしいと話している。

Ako Suzuki, London
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