BONNIE PINK『Even So』をひっさげてのツアー・スタート! 初日レポート

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BONNIE PINKの新作『Even So』は、彼女の柔らかな魅力が詰め込まれた仕上がりだ。それは、BONNIEの歌声はもちろんのこと、内面から湧き出る穏やかさが伝わってくる。また、北欧の気鋭プロデューサー、トーレ・ヨハンソンとのタッグで彼のバックグラウンドである大地の大らかさを感じるサウンドとぴったり合った曲を作り出しているからだろう。

そんな新作『Even So』を引っさげてのツアー<BONNIE PINK TOUR 2004“Even So”>。今回は全16公演と全国各地を廻るツアーなのだが、初日の渋谷O-EASTは、アルバムの好調なセールスに比例するように大勢の人がつめかけた。

「オリエンタルなイメージで作ってもらった」というオートクチュールの衣装を身にまといBONNIE PINK登場。彼女のライヴは多くの女性客が目立つのだが、いつまでもファッションへの好奇心も消えないのが女性に指示されるひとつの理由だるう。最新アルバム『Even So』からの曲でいきなり幕をあけたライヴの前半はそのアルバムからの楽曲を中心に披露。プロデューサーのトーレ・ヨハンソンとのタッグで強烈に放った“キラキラ感”がそのままに演奏されるバンド体。生で聴くと作品よりも、またBONNIEの歌の上手さが栄える。高い音域を出すときの透き通るような歌声から普通の力強い歌声に戻るときの力強さ、長年の経験がないと出せないその上手さはさすがだ。

また、現在までにトータル7枚のアルバムをリリースしているBONNIEだけあって、昔のナンバーももちろん披露。中盤に披露した大ヒット曲「Heaven's Kitchen」は、懐かしさと共に長年のファンから大きな歓声が湧きあがった。

そして終盤も『Even So』の収録曲を披露し、その中でもシングルカットもされた切ないサビが印象的な「Last Kiss」は、とっても切ない曲なのだけれど、彼女の前向きな強さがとても勇気を与えてくれる一曲。歌っているBONNIEに吸い込まれるように観客は聴き入っていた。

また、途中のMCでは、初めて宝くじを買った話をし、「今年の私はなんだかついているんです…。なんとなく、天から声が降りてきて初めてジャンボ宝くじを買ったんやけど、ちょっぴり当たったんです。ビギナーズ・ラックってやつかな…(笑)」と喜んでいた。でも…それは今年のBONNIE PINKの勢いを象徴している出来事かもしれない。既に“BONNIE PINK”という彼女自身がジャンルになるくらい、シンガーとして成長し、オリジナリティを確立したBONNIE PINK。そんな彼女の生の歌声をぜひ、聴いて欲しい。

ライヴのリハーサル模様、そして、4月に行なわれたアコースティック・ライヴの映像は下記アドレスにて。
リハーサル:https://www.barks.jp/watch/?id=1000000492

アコースティック・ライヴ@六本木ヒルズ:https://www.barks.jp/feature/?id=1000000085
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