“環境に優しい”マッカートニーが求めるもの

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“エコ・フレンドリー(環境に優しい)”で有名なポール・マッカートニー。最近、彼が行なったヨーロッパ・ツアーでは、いささか行きすぎなリクエストも多かったようだ。『Daily Mirro』紙によると、マッカートニーはホテルの部屋にユリが活けられているのを見て“驚愕”。彼は、ユリは酸素を消費しすぎだと考えたという。

マッカートニーが今回のツアーで、周りを驚かせたのはこの出来事だけではない。関係者の1人はこう話している。「ポールが、肉を禁止しているのは有名だ。でも、それだけじゃないんだ。彼は花が好きなんだけど、花ならなんでもいいってわけじゃない。彼は木の幹が好きじゃないから、室内に植木は禁物なんだよ」

また、家具についても一言あるようだ。「彼の立ち寄る部屋全てに宴会用のテーブルを用意するようリクエストされてる。でもテーブルは、リサイクル可能な木材じゃなきゃいけないんだ。ガラスを使っていたりカラー塗料されたものは厳禁。環境に良くないからね」

リサイクルにうるさいマッカートニーは、スタッフの出すゴミまでチェックしているそうだ。「ゴミは定期的に監視されてる。もし、ポールにリサイクル可能なものが捨てられているのを発見されたら、スタッフは罰金を払わなきゃいけないんだよ」

ベジタリアンのポールは当然のこと、皮製品がお嫌い。リムジンのシート・カバーも彼が乗り込むときは変更しなくてはならなかったという。

Ako Suzuki, London
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