ブルーのリー、「コカインで死にそうになった」

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ブルーのリー・ライアンが、ティーンエイジャーのときコカインをやりすぎて死にそうになったことがあると告白した。リーは13歳のときからマリファナを使用。15歳のときには大量のコカインを摂取していたという。

リーは『The Sun』紙の独占インタヴューでこう話している。「15のときが最悪だった。コカインをいっぱいやってたんだ。怖かったよ。身体がどうなってるのかわからなくて、死ぬかと思った」

リーは、若いファンにドラッグの恐ろしさを知って欲しくて自身の体験を告白することにしたという。「自分が若者の手本となる存在だってことはわかってる。だから、みんなにドラッグはいいことなんか何にもないってことを知って欲しいんだ。“ドラッグをやるな。人生を台無しにする”って伝えたい」

サウス・イースト・ロンドンの決して環境がいいとはいえない場所で育ったリーは、当時付き合っていた不良少年たちの影響でドラッグを始めたという。「みんなやってて、俺も同じことをしなきゃいけないっていうプレッシャーがあったんだ。酒より先にドラッグに手を出すようになった。14のとき、拳銃で自分を撃ちぬく奴を見たことある。ショックだったけど、それが俺の住んでる場所では普通のことだったんだ」

彼は、歌やダンスのおかげでそんな環境から抜け出すことが出来たと話している。「ラッキーだった。歌とダンスのおかげで、別の世界の人々と付き合うようになった。ドラッグをやらない人たちとね。自分の育った環境から抜け出すことが出来たんだ。もっとよかったのは、一緒にドラッグをやってた仲間から離れられたってことだよ」

16歳でブルーのメンバーとして活動するようになったリーは、ドラッグの誘いを受けても“ノー”と断れるようになったという。「ショウビズの世界では(ドラッグは)つきものだけど、俺は興味ない」

リーは現在、ドラッグやアルコールの問題を抱える若者を支援するチャリティ団体Kanduの活動を手伝っている。「俺と同じような環境で育って、同じような問題を抱えているキッズを助けたいんだ。俺の子供時代を基にした映画を作ってる。あの環境から抜け出るのは大変だ。このプロジェクトを成功させて、彼らを助けたいんだ」

リーが関わるKandoのアート・プロジェクトの詳細は、kandu-arts.comで詳細まで。

Ako Suzuki, London
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