50セントとザ・ゲームが記者会見にて和解を発表

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50セントとザ・ゲームがHot 97での銃撃事件など、お互いのビーフから産まれた様々な事件を終結させるための和解宣言を記者会見の席で発表したと、AP通信などが報じている。

50セントとザ・ゲームの両者が出席した記者会見は、'97年にロサンゼルスにて亡くなったノトーリアスB.I.G.の命日でもある3月9日に、ハーレムのSchomburg黒人文化研究センターで行なわれた。50セントは「俺達は人々が多くの困難な状況を克服することが出来ること、そして俺達がネガティブな状況を取り除くことが出来ることを示すためにここに来たんだ。俺達は俺達にとって重要であるファミリーとファンのために応えようとしている」と語り、ザ・ゲームは「俺は俺自身と50セントのことで謝りたい。俺はこの数週間に起きたことを恥じている」と謝罪した。

50セントはハーレム少年聖歌団に対して15万ドル(約1,570万円)の寄付、そしてザ・ゲームも10万3,500(約1080万円)の寄付を発表。また、ザ・ゲームは出身地コンプトンでの学校の音楽プログラムに寄付することも明らかにした。更に記者会見に先立ち、50セントは新たにG-Unitiy Foundationという基金の設立も発表している。

今回の和解は50セント側からの提案にザ・ゲームが応じて実現したものだが、50セントによってG-ユニットをクビになったザ・ゲームが再びG-ユニットに復帰するかどうかについては明らかになっていない。

関連ニュースとしては、50セントが先週リリースしたアルバム『The Massacre』が今週のビルボード・アルバム・チャート、ビルボード200にて初登場1位に輝いた。実質4日間での売上数は114万枚に達し、この売上数は'91年にニールセン・サウンドスキャン社が売上データの集計を開始して以降、4番目の数字となる。

K.Omae, LA
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