ボブ・ゲルドフ、元バンド・メイトから訴えられる

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3週間後に迫った<ライヴ・8>開催に忙しいボブ・ゲルドフだが、ブームタウン・ラッツの元バンド・メイトから印税の未払いで告訴される恐れがでてきた。ベースのピート・ブリケットを除く4人のメンバーは、70~80年代の印税が支払われていないと訴えている。

BBCによると、元ブームタウン・ラッツのジェリー・コット(G)、サイモン・クロウ(Dr)、ゲイリー・ロバーツ(G)、ジョニー・フィンガーズ(Key)の4人が連名で、ゲルドフに対し訴訟を起こすつもりだという。コットは以下のような声明を発表している。「非常に残念なことですが、我々はボブ・ゲルドフやほか関係者に対し、レコーディング、出版、マーチャンダイジングの正当な割り当てを要求する手続きを進めています。すでに弁護士が我々の代理として動いており、間もなく法的措置が取られるでしょう現時点では、これ以上のことはお話できません」

ブームタウン・ラッツは、'75年にアイルランドで結成。'77年に『The Boomtown Rats』でデビューした。5枚のアルバムと「I Don't Like Mondays」など14曲のヒット・シングル(うち2枚はNo.1ヒット)を生み出した後、'86年に解散している。

現時点で、ゲルドフはこの問題に対しコメントを発表していない。

Ako Suzuki, London
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