心臓の手術を受けたボウイ、1年ぶりのショウに感激

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昨年、心臓に手術を受けたデヴィッド・ボウイが、15ヶ月ぶりにステージに復帰。その喜びを語った。ボウイは昨年6月、動脈閉塞を起こし緊急手術。そのとき行なわれていたヨーロッパ・ツアーをキャンセルし、およそ1年間休養していた。

ボウイは9月8日、ニューヨークのラジオ・シティ・ホールで行なわれた<Fashon Rock>に出演。客席は総立ちの拍手喝さいで、ボウイのパフォーマンスを称えたという。ボウイは『The Sun』紙にこう喜びを語っている。「ステージでの一瞬一瞬を楽しんだよ。(ステージから)下りたくなかった。一晩中、プレイできたよ。すごくいい気分だ。発作を起こしてから、1年は何もしないって決めたんだ。仕事はしないで、健康管理に務めてた。酒を止めて、ジムに通ってたんだ。今日はほんとうにいい気分だよ」

ボウイは、大ファンであるアーケイド・ファイアと共演。彼らを最初に発掘したのは、コールドプレイではなく自分だと『Daily Mirror』紙に冗談まじりで主張した。「僕が1年前に彼らを発見したんだ。コールドプレイのクリス・マーティンが、自分が最初に発見したって言ってるけど、違う、違う。僕だよ」

またボウイはこの日、'71年の「Life On Mars?」をパフォーマンスするため目の周りに黒いメーキャップを付けていたが、それを見たデュラン・デュランのサイモン・ル・ボンは、ボウイが殴られたと勘違い。ボウイを心配し大急ぎで楽屋へ駆けつけたという。

Ako Suzuki, London
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