ディクシー・チックス、新作&ツアー

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ディクシー・チックスの約4年ぶりとなるスタジオアルバム『Taking the Long Way』が完成した。リリース日は、5月23日(米国)とのこと。ナタリー・メインズは声明の中で「すべてがパーソナルな感覚」とし、過去に作った楽曲に戻った感じだが、以前よりも「熟成して深みが増し、知性が加わった」と話している。

アルバムは3年前のブッシュ批判発言から派生したボイコットなどの騒動を扱った「Not Ready to Make Nice」ほかを収録している。プロデューサーにはリック・ルービンを起用し、ゲストにはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスほかが参加した本作は、イーグルス、トム・ペティらに代表される南カリフォルニアのヴァイヴを堪能できる作品に仕上がっているんだとか。

メインズは今回の作品で「とても癒された。今はかなり落ち着いている。曲を書いて、言わなければならいことをすべて吐き出したから、前へ進むことができるようになった」とオフィシャルサイトを通して語った。前作『Home』('02年)は全米4週No.1。さらに6タイムスプラチナを獲得している。グループはまた、今年の夏に新作を引っ提げたワールドツアーを計画している。詳細は後日発表される見込み。

T.Kimura
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