カサビアン「新作では危険を冒した」

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カサビアンのメンバーが、9月に発売される2ndアルバム『Empire』について話をした。フロントマンのトム・ミーガンは、この作品で“危険を冒した”と話している。

ミーガンは『The Sun』紙のインタヴューでこう語った。“危険を冒したよ。大胆で、前作よりロックン・ロールだ。デビュー・アルバムは、ギターが入ったビッグ・レイヴ・パーティ・レコードだったろ。今回は、伝統的なアルバムを作ったと思ってる。いかしてて、それでいて頭がブッ飛ぶようなものが書けた。このアルバムで、俺たちに批判的な奴を叩きのめしてやる。誰もが気に入ると思うよ。前よりいい作品だ”。

また、今作のインスピレーションを問われた彼は以下のアーティストの名前を挙げている。“Tレックス、ブラック・サバスをずっと聴いてた。だから、70年代のレッド・ツェッペリンのフィーリングがあるん。「Shoot The Runner」や「Empire」のドラムは、ジョン・ボーナム風だ。デビュー・アルバムは大きな一歩だった。若かったし、あのチャンスが訪れるのをずっと待ってた。でも今回は違う。パワフルでエモーショナルなアルバムになった。前作はヒップホップやサイケデリック・ロック、アップ・テンポなジャーマン・ロックをごちゃ混ぜにしたけど、今回は英国の伝統的なフィーリングを出したかったんだ。伝統的なアルバムを作りたかったんだよ”。

カサビアンは水曜日(7月26日)、Radio 1の番組『Zane Lowe』(午後8時から放送)でライヴ・パフォーマンスを披露。現在バンドのオフィシャル・サイトkasabian.co.ukでは、1stシングル「Empire」のPVを公開している。

Ako Suzuki, London
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