デーモン「ほんとはもっと上手いんだ!」

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デーモン・アルバーン(ブラー/ゴリラズ)とポール・シムノン(元クラッシュ)が結成したニュー・バンド(シムノンいわく名無し)が先週木曜日(10月27日)、BBCの<Electric Proms>でロンドン・デビューを飾った。

アルバーン、シムノンのほか、元ヴァーヴのギタリスト、サイモン・トング、フェラ・クティのドラマー、トニー・アレンが参加するこのバンドに、オーディエンスは大きな期待を寄せていたものの、ショウの前半は盛り上がりに欠けたようだ。『The Sun』紙によると、バンドはいまひとつ調子をつかめず、客席からのレスポンスがないことに気づいたアルバーンは「俺たち、最低なプレイをしてるな」と認めたという。「ほんとは、もっと上手くプレイできるんだ。4回しかギグをやってないようなときには、焦点を合わせ直す必要もある。よし、フォーカスし直すぞ」パフォーマンスはこの後、好転。客席も盛り上がったという。

バンドはこの日、来年リリースされるデビュー・アルバム『The Good, The Bad And The Queen』の全トラックに加え、1stシングル「Herculean」のB面トラック「Mr Whippy」をプレイしている。「Herculean」は10月30日に1日限定でリリースされる。

Ako Suzuki, London
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