ルースター、白熱のジャパン・ツアー初日をレポート

ポスト
ダイナミズムに溢れたサウンドとライヴ・パフォーマンスで昨年一気にブレイクした、ルースター。そんな彼らが待望のJapan Tour 2006を13日SHIBUYA-AXからスタートした! デビュー・アルバム『ルースター』と今年5月にリリースした2ndアルバム『サークルズ・アンド・サテライツ』[特集はこちら]などから全18曲を演奏した。ステージはメンバー4人とそれぞれの機材だけがあると言う非常にシンプルなものだが、また一段とスケールアップしたパフォーマンスは、より深みと成熟度、さらには男気溢れる力強さに満ちていた。

『サークルズ・アンド・サテライツ』からの大ヒットシングル「ホーム」が始まると、会場を埋め尽くしたファン1000人による大合唱が沸き起こり、会場は一体感に包まれた。“日本は第2の故郷”というヴォーカルのニックの言葉から始まったこの曲で最初の盛り上がりを向かえると、「ワン・オブ・ゾーズ・デイ」「スタンディング・イン・ザ・ライン」「ステアリング・アット・ザ・サン」などのヒット・シングルに加え、ザ・ローリング・ストーンズの「サティスファクション」のカヴァーなどを披露。そして本編ラストは白熱したプレイの「ヘイロー」で飾った。

アンコールに迎えられ再びステージに登場したバンドは、デビュー・アルバムからの大ヒット曲「カム・ゲット・サム」と「グッド・トゥ・ビー・ヒア」をプレイし、会場は興奮の頂点に。そうしてJapan Tour 2006初日であるこの日のライヴは、大興奮のまま幕を閉じた。2ndアルバムを経て、演奏力、ステージングともに目を見張る成長を遂げた彼ら。バンドとしてひと皮もふた皮も剥けた姿を見せてくれた。

デビューからわずか1年半で大きくスケール・アップしたルースターのJapan Tourはこの後11月15日(水)名古屋DIAOMOND HALL、17日(金)広島CLUB QUATTRO、19日(日)福岡DRUM LOGOS、20日(月)大阪IMP HALLと続く。お問い合わせはクリエイティブマン(03-5466-0777)まで。

Photo by Kentaro Kambe


クリエイティブマン
http://www.creativeman.co.jp/
この記事をポスト

この記事の関連情報