エルトンのパフォーマンスでゲイが増える?

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エルトン・ジョンが来月、トバゴで行なわれるジャズ・フェスティヴァルへ出演するが、地元の教会はエルトンのパフォーマンスが島の同性愛者を刺激すると、彼の訪問を反対している。

トバゴの助祭長フィリップ・アイザックは「彼の来訪は(同性愛者の)ライフ・スタイルを助長する恐れがある」と話している。また、地元のラジオ局へもエルトンの訪問を反対する電話が相次ぎ、同性愛に反対する活動家は「入国管理局は同性愛者の入国を拒否できるはずだ」と主張しているそうだ。

助祭長は、同性と結婚したエルトンは「聖書の教えに反しており、神の子供である彼のライフ・スタイルは改善されなければならない」と続けている。

同性愛に対して風当たりが強いトバゴだが、同国の弁護士は「(同性愛が)法律で禁じられているわけではない」と弁明。フェスティヴァルの主催者も「彼は必ずパフォーマンスする」と話している。「彼が出演してくれるのを大変嬉しく思っている。エルトンは英女王によりナイト爵を与えれた人物だ」とコメントしている。

Ako Suzuki, London
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