Dir en grey、US人気バンドのツアーにゲスト参加決定

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Dir en greyの、次のツアーが確定した。ただしその舞台は国内ではなくアメリカ。2月に行なわれた全米ヘッドライン・ツアーの成功も記憶に新しいところだが、今回はなんと、デフトーンズの全米ツアーにスペシャル・ゲストとして同行することになった。そのため彼らは、6月にふたたび渡米することになる。

ご存知の通り、両者は昨年6月にはドイツの巨大フェス<ROCK AM RING/ROCK IM PARK>で同じステージに立ち、7月から9月にかけてはKORNの主宰による<THE FAMILY VALUES TOUR 2006>でロードの生活を共にしている。今回の再合体は、そうした過去の共演歴を通じてDir en greyの実力と個性を高く評価してきたデフトーンズ側からの提案により実現することになったものだ。

この話が水面下で動き始めたのは、彼らが全米各地をまわっていた2月のこと。皮肉にも同時期、ちょうど来日公演を行なっていたデフトーンズのチノ・モレノ(vo)は、「日本に来れば彼らと再会できると思っていたのに残念だ。だけど再開の機会はもうすぐ来るはずだから」と意味深長な発言をし、「彼らに“See you soon”と伝えておいてくれ」と言って笑っていたが、その笑顔の意味がコレだったというわけだ。

このデフトーンズのツアー自体は、シアトル出身の新進バンド、THE FALL OF TROYをオープニング・アクトに据えながら、5月11日、アリゾナ州フェニックスでの公演を皮切りにスタートするが、Dir en greyは6月6日、東部ロードアイランド州プロヴィデンスからここに合流することになる。以降、7月8日のワシントン州シアトル公演まで、計23本のライヴが予定されている。

1ヵ月強の期間中にこの本数という事実を考えれば明白な通り、今回のツアーはほぼ“週平均5公演”という非常に濃密なもの。相当に過酷なロードとなることが予想されるが、これまでも常に海外での経験を自己の成長と進化に繋げてきた彼らのこと、この機会を通じてさらに強靭さを増していくことになるに違いない。

取材・文●増田勇一


【日程は下記の通り】
6月6日(水) Providence, RI / Lupo's
6月7日(木) Worcester, MA / Palladium
6月8日(金) New York / Roseland Ballroom
6月9日(土) New York / Roseland Ballroom
6月10日(日) Albany, NY / Wash Avenue Armory
6月11日(月) Niagara Falls, NY / Dome Theatre
6月12日(火) Detroit, MI / State Theatre
6月14日(木) Grand Rapids, MI / The Orbit Room
6月15日(金) Chicago, IL / Riviera
6月16日(土) Milwaukee, WI / Eagles Ballroom
6月17日(日) Minneapolis, MN / Myth
6月19日(火) St. Louis, MO / Pageant
6月20日(水) Wichita, KS / Cotillion Ballroom
6月21日(木) Omaha, NE / Sokol Auditorium
6月22日(金) Denver, CO / Fillmore
6月23日(土) Salt Lake City, UT / In The Venue 
6月24日(日) Salt Lake City, UT / In The Venue
6月26日(火) Las Vegas, NV / The Pearl
6月28日(木) Los Angeles, CA / Gibson Amphitheatre
7月2日(月) San Francisco, CA / Warfield
7月6日(金) Portland, OR / Roseland
7月7日(土) Portland, OR / Roseland
7月8日(日) Seattle, WA / WaMu Theater

●Information
http://www.deftones.com
http://www.myspace.com/deftones
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