フォール・アウト・ボーイ、躁うつ病を告白

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フォール・アウト・ボーイのベーシスト、ピート・ウェンツが、英国の雑誌『Q』のインタヴューで、躁うつ病を患っていることを明かした。ベッドから出られないほど落ち込む日もあるのだという。

「俺は躁うつ病なんだ。ありとあらゆることが頭にひっかかってしまって、落ち込んだときにはベッドからも出られない。でも、今は頭の中がすっきり晴れてるから大丈夫だよ!」

現在28歳のピートは、10年前からロラゼパムという抗不安薬を服用していることも告白。6歳の誕生日に両親が破局したことがトラウマとなり、精神的に傷ついて、感情を表現することができなくなってしまったそうだ。「自分の感情を水道の蛇口みたいにキュッと止めてしまったんだ。22歳くらいまで泣いたことがなかった」と彼は語っている。

フォール・アウト・ボーイは、4月に予定されていた北米ツアーのスタートを、「健康上の理由」でおよそ1ヵ月延期したことがあった。その際、ピートは「メンバーの肉体的、精神的状態が、バンド全体の健康状態に影響する」とコメントしていたが、もしかしたら彼自身のことだったのかも知れない。


Eugene Fields
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