ブルース・スプリングスティーン、超ド級アルバム『マジック』全米発売

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10月2日、ブルース・スプリングスティーンのニュー・アルバム『マジック』が遂に全米リリースとなり、同時に全米ツアーがスタートとなった。

全米はもちろん、ヨーロッパでも初回出荷の段階でプラチナへ届いてる国が軒並み多数。全世界数十カ国初登場No.1…など、とにかくとんでもないことになりそうな、モンスター・アルバムだ。とにもかくにも「傑作」の二文字が一番似合う渾身のアルバムの登場だが、そのアルバムの興奮を増長させるかの、ニュースが飛び込んできた。

なんと、コネチカット州政府が10月2日を“ブルース・スプリングスティーン・デイ”に制定すると宣言したのだ。

もちろん10月2日は新作『マジック』の全米発売だが、それにもまして、この日は全米ツアーの皮切り日であり、その初日好演がコネチカット州ハートフォードのシヴィック・センターとなっていた。ライヴはニュー・アルバム『マジック』から、予想通り「レディオ・ノーウェア」でスタート。リハーサル・ライヴ同様、『マジック』からは8曲演奏。そして「明日なき暴走」「闇に吠える街」「バッドランド」「プロミスト・ランド」など名曲のオンパレード、アンコールでは5曲も演奏! 全23曲、約2時間20分に渡る怒涛のR&Rショーとなり、58歳なんて信じられないほどの全身全霊を込めたライヴ。昔、ブルースがライヴで語ったこんな言葉を体現する一夜だったようだ。

「永遠の人生は約束できないが、今夜、この一瞬だけは約束する…」
「俺はロックン・ロールの囚人だ!(I'm just the Prisoner Of Rock'n'Roll)」

そんな巣晴らしいステージに、州知事が興奮しちゃったのか…どうかは知らないが、コネチカット州のハートフォードからツアーがスタートすることを記念して、コネチカット州政府は10月2日を“ブルース・スプリングスティーン・デイ”に制定すると、州知事のJodi Rellが公式に語ったとのこと。正式なリリースも流されており、いやー、相変わらずロックなお国柄ですな。コネチカット州もあっぱれだけど、そんなブルースもやっぱり凄い。

ブルース・スプリングスティーン & Eストリート・バンド
<10月2日セットリスト>

Radio Nowhere*
The Ties That Bind
Lonesome Day
Gypsy Biker*
Magic*
Reason To Believe
Night
She's The One
Livin' In The Future*
The Promised Land
Town Called Heartbreak(パティの曲)
Darkness On The Edge Of Town
Darlington County
Devil's Arcade*
The Rising
Last To Die*
Long Walk Home*
Badlands

Girls In Their Summer Clothes*
Thundercrack
Born To Run
Waitin' On A Sunny Day
American Land

*=from New Album 『MAGIC』
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