ジョン・ライドン、NMEキャンペーンについて語る

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『Never Mind The Bollocks, Here's The Sex Pistols』のリリース30周年を記念し同アルバムと4枚のシングルをリイッシューしているセックス・ピストルズ。『NME』誌が、今週発売された「God Save The Queen」をNo.1にしようとキャンペーンを展開し話題になっているが、フロントマンのジョン・ライドンが一連の動きについて語った。

同トラックはNo.1になると思うかとの『The Sun』紙からの質問に、彼はこう答えている。「NMEの支援がある。笑っちまうと同時に“ありがとう”って感じだ。俺たち、(シングルで)No.1になったことないからな。1度もないんだぜ! 体制がいつも俺たちに対して不正操作してたのは知ってるだろ。まあ、どうでもいいけどよ。俺たちの心の中や、わかってる連中の間じゃNo.1なんだからさ」

ピストルズはレコード・タイトル、そしてカヴァーに使用した女王の写真のため、君主制反対者だと思われているが、それは間違いだという。「俺はアンチ・クィーンなんかじゃねえよ。彼女はきっと、愛らしいおばさんなんだろうよ。俺は君主制反対主義じゃねえ。いつも誤解されてんだ。昔は本当に、女王のお母さんが大好きだったよ。失態だらけだって噂がいっぱいあったからな。俺がムカついてたのは、甘やかされて増長してる部分だよ。それに彼ら(王室)が苦しんでるであろう隔離感だ。そのおかげで、同系交配してんだろ」

チャートの結果は日曜日(10月14日)に発表される。彼らにしてみれば大問題ではないのかもしれないが、どちらに転んでもその後どんな言葉が発せられるか楽しみだ。

Ako Suzuki, London
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