JULEPS、『象の背中』主題歌「旅立つ日」を憧れの場所で披露

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10月31日にシングル「旅立つ日」でメジャー・デビューしたJULEPS(ジュレップス)。所沢市在住の松山優太、有尾文也、岡 直樹の男性ヴォーカル3人と女性ピアニスト・佐藤めぐみの4人からなる彼らは、秋元康著の小説『象の背中』(2006年4月発売)を原作としたアニメの主題歌を歌っているグループとして、現在注目を集めている。

彼らのデビュー曲であり、アニメ『象の背中』主題歌である「旅立つ日」は、秋元康が作詞を手掛けた楽曲。命の終わりを神に告げられたお父さん象が、残りの時間を家族と一緒に過ごす様を綴った歌詞が涙を誘う。10月26日には同アニメのDVD『象の背中-旅立つ日-』が発売されたほか、10月27日にはこの小説を実写化した映画『象の背中』が公開されるなど、注目の作品だ。

そんな彼らが11月15日にフジテレビ系『めざましテレビ』に出演し、生歌を披露したところ、11月16日付けのレコ直♪デイリーチャートにて、着うたフル(R)1位、着うた(R)4位を記録。さらに、11月26日付けのオリコンシングルチャートで11位に急上昇するなど、大反響を呼んでいる。

このヒットを記念して今月25日、池袋サンシャインシティB1 噴水広場ステージにてJULEPSがフリー・ライヴを行なった。

14時の開演前から噴水広場ステージ前には彼らの登場を待つ観客で溢れ、ライヴスタート時には吹き抜けとなっている2階、3階の回廊もビッシリと埋まるほどの人が集まった。

アニメ『象の背中』上映後、噴水が吹き上がるという華やかな演出の中、JULEPSのメンバーが登場。観客から温かい拍手で迎えられた彼らは、「昔からここで演るのが憧れでした」と言うと、まずは注目のデビュー曲「旅立つ日」を披露した。

そして、所沢出身ということで、西武ライオンズの始球式に参加したエピソードを話した後、移籍した石井一久選手へエールを贈るつもりでと歌ったのが、レオパレス21のテレビCM「40万個の鍵」編で今年9月までオンエアされていた「それぞれの夢」。その後、シングルカップリング曲「蕾」を披露した後、最後にもう一度「旅立つ日」を巨大な紙芝居をバッグに情感たっぷりに歌い上げた。

3人の絶妙なコーラスワークと個性的なソロパート、“生歌の素晴らしさ”を堪能できる期待の新人の生ライヴに観客も大いに感動したようで、ライヴ後、即売会で多くの人が彼らのCDを購入していた。

また、ライヴ後に行なわれた囲み取材では、「テーマは死ではなく、一日一日を大切に生きようという前向きな気持ちで歌っています。家族との時間を大切にしてほしい」、「すごく出会いに恵まれています。結成から今まで、そしてこの先もつながっているんだと思う」「クリスマスは…仕事の予定が入るように空けて待ってます(笑)」、「バラードをメインに、皆さんの癒しに、幸せな気持ちになってもらえれば。人とのつながり、日本中に感謝の気持ちを伝える歌を歌っていきたいです」とメンバーそれぞれが今の想いを語った。

余談だが、現在来日ツアー中のイ・ビョンホンは、今一番お気に入りのアニメDVDが『象の背中』だそうで、自身のライヴでも上映しているそうだ。国境を越えて多くの人々に支持されようとしているこの楽曲、まだ聴いたことがない人はぜひチェックを。

■「旅立つ日~完全版」楽曲試聴

◆リリース情報
デビュー・シングル「旅立つ日~完全版(初回限定盤)」
UPCH-9408 ¥1,300(tax in)
2007年10月31日発売
※初回限定盤のみ『象の背中アニメ・ダイジェスト版』DVD付き

JULEPS オフィシャル・サイト
http://www.juleps.jp
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