アデル、バイセクシャルの男の子への叶わぬ思い

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自らの体験をもとにラヴ・ソングを作ることが多いと話していたアデル。デビュー・アルバム『19』に収録される「Daydreamer」もそんな1曲だ。これはバイセクシャルだったボーイ・フレンドが、彼女ではなくほかの男の子を選んだという苦い思い出をもとに作られている。

アデルはこう話している。「彼がバイセクシャルだってことは問題じゃなかった。でも、女の子だけじゃなく男の子まで寄せ付けないようにするなんて不可能よ。実際、ジェラシーでいっぱいだったわ。(曲は)彼がこうだったら、それで私たちがこうなればってことよ。でも、彼は絶対そうはならないし、私たちもそうはならない。彼に対して、そうだったらいいのにって空想(daydream)しているわけ」

アデルは今月中旬からUKツアーをスタート。ロンドンでは5月6/7日にシェパーズブッシュ・エンパイアでパフォーマンスする。BBCが発表した今年活躍が期待される新人リスト<Sound of 2008>でトップに輝き、デビュー・アルバム・リリース前にしてブリット・アワーズのクリティックス・チョイスを受賞した彼女は、先日、アメリカでの大型契約を結んだ。UKツアーの後すぐに、USAツアーをスタートするという。英国に続き、アメリカでのブレイクが期待される。

Ako Suzuki, London
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