ベック、デンジャー・マウスとの新作を語る

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ベックが8枚目のニュー・アルバム『Modern Guilt』について語った。同作は、本国アメリカでは彼の38歳の誕生日(7月8日)にリリースされた。

今回のプロデューサーは、デンジャー・マウス。当初は1曲だけのコラボのつもりが、どんどん発展していったという。ベックはBBC 6ミュージックでこう話している。「僕たち、もともと友達だからね。“アルバム、作ろうよ”って連絡したんだ。でも彼、忙しくて“ああ、でも時間ないから、1曲だけな”って感じだった。でも1曲やってみたら、これは全部できるなって話になったんだ。その2ヶ月後には完成してたよ」

性格も作る音楽も違うように見える2人だが、ワーク・スタイルは似ておりレコーディングの過程は「自然だった」と話している。「彼の仕事ぶりは僕のに似てるんだ。レコーディングとソング・ライティングを同時に進めるんだよ。こういうアプローチってヒップホップやエレクトロニックの世界から来てるんだろうな。でも、僕はそれをトラディショナルなソングライティングやロック、フォークに当てはめてる」

似ているだけでなく、デンジャー・マウスが新たに持ち込んでくれたものもあるそうだ。それは「ビートだ。リズムが曲にアイディアを与えてくれたよ」

『Modern Guilt』ではまた、キャット・パワーが2曲にゲスト参加している。UKツアーを終えたベックは現在、ヨーロッパ滞在中。8月末から北米ツアーをスタートする。

Ako Suzuki, London
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