[A1]BARKSユーザーが選んだ「2008年夏、もっとも熱いグループ」

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多くのバンドやユニットが、様々な活動で熱い話題を提供してくれた2008年の夏。果たしてBARKSユーザーにとって、この夏いちばん熱かったのは誰なのか? 

「2008年夏、もっとも熱いグループは?」というテーマで、8月19日~25日の7日間ユーザー・アンケートを実施したところ、905件の回答が寄せられ、実に興味深い結果を得ることとなった。

アンケートは、候補として挙げた11組からの選択と、「その他」1組の記入式で実施。では早速、結果を見ていこう。

「2008年夏、もっとも熱いグループは?」結果詳細(表・総評)

20.7%の得票率で堂々1位を獲得したのは、アラジン。羞恥心+Paboというテレビのバラエティ番組から誕生したドリーム・ユニットは、“おバカ”というレッテルをチャーム・ポイントにまで昇格させた立役者。また、Pabo→羞恥心→アラジン…と、「次はどうなるのか?」というワクワク感溢れるユニット展開とキャッチーな楽曲、そして普段はおバカだけど歌うとカッコイイというギャップが多くの視聴者のハートを鷲掴みにした。10代前半の女性からの圧倒的な支持を集めたというのも彼らの特徴だろう。

「“バカ、バカ”言われてるけど、人を笑顔にさせるバカはいないでしょう!」(10代/女性/専門・大学生)
「テレビで見ない日がないと思うし、今年一番売れてるアーティストだと思う」(10代/女性/中学生)
「この一年でこのグループを知らない人はいない。老若男女に愛されるグループ」(10代/女性/専門・大学生)
「どんなに苦しくても笑顔になれる☆」(20代/女性/会社員)
「何事にも一生懸命な姿、自分に正直な生き方をしていて尊敬できます!」(30代/女性/会社員)
「【決しておバカじゃない】人として何が大切なのかを知らせてくれた」(50歳以上/女性/その他)

僅差の20.1%で2位につけたのは、VAMPS。HYDE(L'Arc~en~Ciel)とK.A.Z(OBLIVION DUST)という、音楽的にもヴィジュアル的にもセクシーでクールなふたりがタッグを組んだこの新バンドには、20代女性からの支持が集中。インディーズ・デビューということと、現在敢行中のZepp 46daysツアーという前人未到の挑戦に対するリスペクトが強いようだ。また、「熱いのに理由なんていらないっ!」といわんばかりの、ストレートに「好き」という “ロックな意見” も目立った。

「すでにメジャー・デビューしている二人がインディーズとしてデビューし、前人未到のZepp 46daysツアー。こんな冒険しているグループはほかにはいない気がします(20代/女性/会社員)
「音がすごくカッコ良くて好き。キャリアもあるのに、ここにきてインディーズからデビューというチャレンジもすごいと思った」(30代/女性/主婦)
「すべてがロック魂だから!!」(20代/女性/会社員)
「問答無用でカッコイイです!」(20代/女性/会社員)
「新しいカリスマがなかなか出てこない現在の日本のミュージックシーンにおいて、彼ら以外は考えられない」(20代/男性/専門・大学生)

3位は、9.7%でPerfumeが獲得。アイドルのような存在感と、的確にヒットを計算に組み込んだ高品質テクノポップ。メジャー・デビューから3年目にして、ようやく誰もが認める“ブレイク”という称号を手にした彼女たちには、30~40代の男性という、いわゆるアイドル層に流れがちな票が多く集まった。“新しい存在”として魅力を感じている若い世代に対し、30代以上には“親心”のような喜びもあるようだ。

「とにかく楽曲はもちろんのこと、エンターテイメントとしての質が今までの日本産をはるかに凌ぐクオリティだから」(20代/男性/自営業)
「今までにない存在だから、熱くならざるを得ない」(20代/男性/会社員)
「長い下積みを経て、ようやくブレイクした彼女たちを応援したいので」(30代/男性/会社員)
「あらゆる世代とあらゆる文化の支持層を巻き込んで、アイドルとして異例の快進撃」(30代/男性/会社員)
「音楽と3人のキャラクターのギャップが最強に良いと思います」(30代/男性/会社員)
「清潔感を失うことなく、ひたむきな向上心」(40代/男性/自営業)
「音楽ジャンルを超え、すべてにおいて素晴らしい! アイドルって呼ぶなら、アイドルを軽く超えたアイドル! 超えたじゃなくて…気が付けば超えてしまっていたって感じ!」(40代/男性/会社員)

4位は、8.8%の得票率でデトロイト・メタル・シティ。松山ケンイチ主演による実写映画化、関連音楽作品のオリコン・チャート・トップ10入りなど、異例の盛り上がりをみせる超人気コミック『デトロイト・メタル・シティ』の主人公、クラウザーさん率いるカリスマ・バンドの人気は、音楽サイトBARKSでも不動のものとなっている模様。今回、D.M.C信者の皆さんから寄せられたコメントは、多分どのアーティストのコメントよりも熱かった。

「DMCのおかげで世界は成り立っています!」(10代/女性/中学生)
「クラウザーさんがあまりにも偉大だから!!!!!!!!」(30代/男性/会社員)
「クラウザーさんの魔界の礎の一部にされました」(20代/女性/専門・大学生)
「タブーを粉々に打ち砕いたクラウザーさん!! 素敵すぎます!」(30代/女性/主婦)
「今、時代は…GO TO DMC!!だから」(30代/女性/会社員)
「漫画原作とは思えないほど、楽曲が素晴らしく、それに勝るとも劣らないDMCのライブパフォーマンスに魅了されたから!」(40代/女性/主婦)
「毎年、夏が暑いのは、クラウザーさんがひと夏のアバンチュールで太陽をレイプして、太陽が思わず火照っちゃうからっていう噂は本当だったんだ!」(30代/男性/会社員)
※ 多分、その噂は本当だと思います(BARKS編集部)

さらには、2008年を“PERFECT YEAR 2008”と銘打ち、活発な活動を展開しているEXILEが5位。6位にはCOLDPLAYがランクインした。自由回答の記入式では、根強いファンのいる東方神起が8位に顔を出したほか、ガールズ・ロック・ユニットBuono!ファンからも熱いコメントが多数寄せられるなど、BARKSらしい結果となったといえるだろう。

なお、上にリンクした結果詳細のページには、地域別・職業別で分析した総評も掲載。自営業者からの支持が高いPerfumeや、日本国外から人気のVAMPSといった意外な事実も浮かび上がっている。
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