コールドプレイ「U2からの悪口は気にならない」

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U2のボノが最近、BBCのラジオ番組に出演中、コールドプレイのクリス・マーティンを“うぬぼれや”と呼んだが、マーティンは意に介していないそうだ。U2とはレベルが違うと、逆に彼らを称賛している。

マーティンは「(ボノが)そう思ってるのはわかってた(笑)」とオーストラリアの新聞『Herald Sun』に語っている。「僕らが敵同士だなんて素晴らしいよ…。これも冗談だけど」

その後、U2をこうリスペクトした。「僕ら、どのミュージシャンのこともリスペクトしている。とくに、メンバーを変えずに長いこと活動し続け、いつも素晴らしいってバンドをね。U2を超えるのが難しいのは、僕らはまだ4枚のアルバムしか出してないということだ。5枚目のアルバムを出したバンドと競ってるところなんだ。彼らが『Revolver』(ザ・ビートルズ)や『The Joshua Tree』(U2)を作っていた段階にようやくたどり着こうとしている。レベルが違い過ぎるよ」

ボノは、マーティンのことを「無秩序な性格で、愚か者」などとも称したが、けなしただけではない。マーティンのソング・ライターとしての才能を称え、コールドプレイには脅威を感じるとの本音も口にした。

マーティン関連ニュースとして、彼はイギリスでも放送され人気を博しているオーストラリアの連続ドラマ『Naighbours』の大ファンで、8年前初めてオーストラリア・ツアーを行なった際にはその撮影現場を訪れているが、今回はキャストをコンサートとアフター・ショウ・パーティーへ招待したという。また、マーティンが同番組の大ファンであることを知るプロデューサーは、彼にゲスト出演のオファーをしたが、スケジュール的に合わなかったそうだ。

Ako Suzuki, London
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