熊木杏里、2008年にあった「私の中での大きな事件」を明かす

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2009年JRA(日本中央競馬会)ブランドCMソングで、4月8日にリリースされたニュー・シングル「雨が空から離れたら」が好セールス中の熊木杏里が10日、東京・新宿区の東京グローブ座で<熊木杏里 SPRING TOUR 2009 ~花詞(はなことば)~>のファイナル公演を行なった。

4月25日の大阪なんばHatchを皮切りに、4月29日名古屋ボトムライン、5月9日、10日東京グローブ座と東名阪を回った今回のツアー。東京公演は2日間で1,400人を動員した。

「ライブツアー『花詞』、今日が最後になりました。この季節、いろんな変化があって、終わることもあって、始まることもあって、だけど希望のほうに気持ちを向けて曲を選んでみました。今日は、最後まで皆さんがそんな気持ちになってもらえるといいなと思います。一緒に最後まで楽しんでいってください」と挨拶してスタートしたファイナル公演は、熱狂的なファンが会場を埋め尽くす中、アコースティック編成のバンドをバックに「風の記憶」をはじめ、「花言葉」「こと」「新しい私になって」「春隣」「雨が空から離れたら」など全20曲を熱唱。

ギターとピアノの弾き語りや、NHK『ワンダー×ワンダー』のエンディングテーマで、6月17日発売のニュー・シングル「君の名前」、井上陽水のカヴァー「いつのまにか少女は」なども披露し、最後まで観客を魅了した。

MCでは親友の話題に触れ、「2008年は、私の中で一つ大きな事件がありました。自分の中で分岐点になるというか、小学校のときからの親友が結婚して、私もその式に行ってきたんですが、大人になったり、仕事が別々になると、だんだん言いたいことが伝わっているかなと思ったり、向こうがどんなことを考えているのか、小さいときと比べると全然わからなくなるし、もしかしたら言えるのはいまなのかなと思って、彼女に向けてつくった歌が、(今回の)ツアー・タイトルにもなっている「花言葉」です」と、シングル「雨が空から離れたら」のカップリングに収録されている「花言葉」の誕生秘話を明かした。

「花言葉」は、京王グループ2009『遠足に行こう。京王×高尾山』の「久しぶりの遠足篇」CMソングに起用されている。同CMは京王×高尾山のホームページでも公開中。関東地区限定CMなので、関東以外の地域に在住の人は、ホームページでチェックしよう。

ニュー・シングル「雨が空から離れたら」
KICM-38 ¥1,200(tax in)
2009年4月8日発売

◆iTunes Store 熊木杏里(※iTunesが開きます)
◆熊木杏里オフィシャルサイト
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