コモン、来年夏のリリースに向け新作を準備。

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ハリウッド映画主演を射止めた"Just Right"を含む2本の映画出演を控えるなど俳優としてのキャリアも確立した観のある社会派ラッパー、コモン(Common)が、来年夏のリリースに向け準備中の新作"the Believer"について語っている。

コモン初のダンス路線となった前作"Universal Mind Control"から一転、原点回帰を掲げた同作では、デビュー当時からタッグを組んでいるプロデューサー、ノーI.D.(No I.D.)やトワイライト・トーン(Twilite Tone)や、"Be"(2005年)と"Finding Forever"(2007年)でコモン・ワールドを発展させたカニエ・ウェスト(Kanye West)らが再び舵を取るという。

コモンは「まだ準備段階だが新作に取りかかった。パワフルな音楽になるだろう。ノーI.D.との相性は抜群だ。キャリアを始める時に責任を分かちあった人物とまたクリエイティブな旅に出て、お互い夢中で作業しているよ。カニエとはお互いのベースにある生の純粋なヒップホップ’を作りたいと思っている」と制作陣の充実ぶりを語った。さらに「ジャズミュージシャンのように一生音楽を創り続ける。神の思し召しがあれば新作も出すし、60歳になってもライブをやりたいね」などと音楽への情熱も口にしている。

関連して、コモンがネプチューンズ(The Neptunes)をメインプロデューサーに迎えた前作"Universal Mind Control"は、今年のグラミー賞で最優秀ラップアルバム賞など、2部門にノミネートされている。

◆コモン Artist Info(notrax)
◆コモン Artist Video(notrax)
text by notrax
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