2009年の音楽シーン、漢字1文字で「逝」

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なお、マイケル・ジャクソンと忌野清志郎という2大キング亡き今、彼らの後継者となりうるアーティストは?という問いに対し、洋楽『KING OF POP』部門の第1位はNE-YO (39.8%)。ジョージ・マイケル(10.0%)やジャスティン・ティンバーレイク(9.8%)を抑えての戴冠となった。邦楽『KING OF ROCK』部門では、B'zの稲葉浩志(39.8%)が、Mr.Childrenの桜井和寿(28.8%)に約10ポイントもの差をつけて、次世代キングの名を勝ち取った。おめでとう!

●2009年に音楽シーンのキングが続いて亡くなりましたが、次世代のキング候補は誰だと思いますか。
洋楽
1位 「NE-YO」 21.8%
2位 「George Michael」 10.0%
3位 「Justin Timberlake」 9.8%
邦楽
1位 「稲葉浩志」 39.8%
2位 「桜井和寿」 28.8%
3位 「氷室京介」 14.5%

また、「2009年に新たな魅力を発見した音楽カテゴリー」という質問に対しては、メディア露出が多かったバイオリニスト宮本笑里や、盲目のピアニスト辻井伸行のコンクール優勝などの影響か、クラシックがJ-POP(30.8%)に次いで第2位(21.8%)に選ばれている。自身の視野が広がったり好きな音楽の幅が広がるのは、人生にとっても素敵なこと。充実した毎日を彩る音楽との新たな出会いが、クラシックの世界にまだまだありそうだ。

●2009年、新たな魅力を発見した音楽ジャンルは何ですか。
1位 J-POP 30.8%
2位 クラシック 21.8%
3位 アニメソング 16.5%

ちなみに、2009年劇的な政界再編を経て就任した鳩山新総理のイメージソングを選ばれたのは、本人が歌う「Take HEART ~ 翔びたて平和の鳩よ ~」。ほかには「友愛」に関連してビートルズの「All You Need Is Love」や、宇宙人としてピンク・レディーの「U.F.O.」など、世相も反映した面白い結果も。

HMV ONLINEのウェブマガジン『カルモン』では、2009年の年間ランキングを含む年末合併号が掲載されている。

◆ウェブマガジン『カルモン』
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