アリーナ公演、Ken Yokoyamaからのコメント

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Pizza Of Deathレコーズのウェブサイト(http://www.pizzaofdeath.com/dab/)において、謎のカウントダウンが始まっていたのをご存知の方も多いはず。その真相が4月28日午前0時、ついに明らかになった。

Ken Yokoyamaが2年前に初めて立った武道館公演「DEAD AT BUDOKAN」から2年9カ月、今度はアリーナ公演を開催することが決定。しかも今回は関西(WEST BAY)と 関東(EAST BAY)の2会場での開催。場所も海に面した神戸と幕張ということで、 その名も「DEAD AT BAY AREA/デッド・アット・ベイエリア」。

それに向けて、現在、アルバム『Four』を引っさげて全国ツアー中のKenからコメントも届いた。

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2007年に Ken Yokoyama の3枚目のアルバム 「Third Time's A Charm」 をリリースし、翌年の1月に日本武道館にて「DEAD AT BUDOKAN」を開催しました。

そのライヴは、「Third Time's A Charm ツアー」の総決算的な意味合いを持つと同時に、自分のミュージシャンとしての夢を実現させた、自分にとっても記念碑的な、規模もさることながらいろんな意味でとても大きなライヴでした。様々な地域から様々な年齢層の方々が、「健が武道館のステージに立ってる様子を観てやろうじゃないか」と駆けつけてくれました。そういった気持ちが本当に嬉しかったし、それがリアル過ぎるほどに伝わってきたことが、あの日をより一層特別なものにしてくれたんだと確信しています。

それをもう一度やりたいんです。

「Four ツアー」の仕上げとしても、今の Ken Yokoyama を観てもらうためにも、もう一回やりたいんです。あの気分を味わうために、もう一回やるんです。「DEAD AT BAY AREA」と銘打って。

もちろん日本武道館で開催する事を考えました。しかし…、管轄する千代田区の消防の担当者が代わってしまい、今の担当者の方針だとオール・スタンディングのライヴを武道館で開催するのはどんなアーティストであろうと現実無理な状況です。(我ながら馬鹿げた申し出だったと今は思いますが、千代田区や武道館の消防担当者に直談判を申し入れたりもしましたが、「会場はミュージシャンに直接貸すものでは無い」との理由であっけなく面談は頓挫しました。)

でも一度開催したいと思ってしまったので、「大きなライヴをやりたい」という気持ちは残りました。そしてイベンターと話し合った結果、一番気持ちよい空間が作れそうな幕張メッセにお願いすることにしたんです。

それから、「DEAD AT BUDOKAN」は先述の通り、日本中のいろんな土地から皆さんが駆けつけてくれました。しかし7割から8割は関東近郊にお住まいの方だったようで、もしこれを関西でも開催できれば…もしかしたら、もう随分長い間ライヴから遠ざかっている方々も、もしかするといらっしゃってくれるのでは…? そんな希望的発想から関西での開催も決めました。

なんかいっちょドカーンとやりたいんですよ。騒ぐも結構、想いを持って感じるも結構、会いにきて下さいよ。

ビートを繋ごうじゃないですか。

2010.04 横山 健

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開催日時と会場は、WEST BAYが10月3日(日)=神戸国際展示場2号館、EAST BAYが10月11日(月)幕張メッセ国際展示場。オフィシャルでの先行予約(抽選制)を5月15日(土)から5月30日(日)までhttp://www.pizzaofdeath.com/dabで受け付けている。そして一般発売は6月19日(土)からスタート。全国のパンク&ロック・キッズ、秋はベイエリアで大騒ぎするしかない。

文・長谷川幸信
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