[クロスビート編集部員リレー・コラム] 副編集長播磨編「ノーヴェジアン・ポップ」

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クロスビート7月号の日本盤レビューで紹介したコンピレーション・アルバム『ベルゲン・コーリング』では飽きたらず、密かに(?)活況を呈するノルウェーのポップ音楽最近作を紹介したい。まずはそのコンピの冒頭で聴き手を鷲掴みにするMajor Seven and the Minors。iTunesのみで出していた音源をまとめたCD(世界初!)で日本デビューとなったが、メロディの良さ、温かみがあり豊かなサウンドの質感、アレンジのセンスなど、全てにおいてかなりのクオリティ。パッパラー・コーラスが炸裂するキラキラなポップ・ソングから映画音楽風までと音楽性も幅広い。

同じくコンピで素敵な輝きを放つのがロイヤリティーズのメンバーでもあるマリ・ペルセン。初ソロ作は管弦もたっぷり入った古き良き時代を思わせるスタンダードなポップ・サウンドに、ちょっとコケティッシュで甘いヴォイスがたまりません。北欧ならではの懐かしいタッチの質感の音が満載、コーラスもゴージャスだ。

そしてデュオである、ジェレミーのデビュー作は瑞々しいギター・ポップ・アルバム。ウイングスの曲からタイトルをいただいた(はず)の1曲目から、元気がいいブリティッシュ・マナーの中になぜかインド風味も漂わせてしまう2曲目を経て、青くて瑞々しいアコースティック・タッチの曲が並ぶが、胸キュンなメロはフォーキーな中盤も飽きさせずなかなかのもの。

そんなわけで、まとめてライヴ観られるノーヴェジアン・ナイトを誰かやってください!

◆クロスビート最新号(オフィシャルサイト)
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