前代未聞、ニートを集めて「家破壊ライブ」敢行、なんだこのバンドは?

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とあるインディーズ人気バンドが、フリーター、ニートを中心とするファンと共に、「家破壊GIG」「人生リセットGIG」と称した前代未聞のライブを行ない、物議を呼んでいる。

◆AL familiaレクイエム・ライブ映像

都内を中心に活動するAL familia(アルファミリア)が、「絶望を楽しめ」と銘打って行なったこのライブ。まず「家破壊GIG」では、バンド側が用意した家屋に、ベネチアン仮面をつけた50人ほどのファンが集結し、バンドのクラシック色の強い曲に乗りながら、各自持参したバットやシャベルなどを使い、楽しげに棚や壁、ガラスなどを数十分に渡り破壊し続けた。

さらに翌週には、都内イベントスペースにて、人生リセットライブと称し、「自殺するくらいなら、生まれ変わって楽しめ」との横断幕を掲げ、参加者が曲に合わせ、携帯を投げ、写真を破り、卒業証書を引き裂くなど、再びセンセーショナルな光景が広がった。

参加者には、「学校にも家にも居場所がなく、家出してきた」と話す女子中学生や、「バイトに行くのが憂鬱」と話す男性フリーターなどもおり、社会生活に違和感を覚える10代20代の若者達の、奔放なエネルギーに満ちていた。

この一連の行為に対しては、保護者などから「怪我をしたら、どうする?」といったクレームや「家出を肯定し、子供に悪影響を及ぼしている。」といった苦情も寄せられているが、新たにバンドのHP上では、「ならば家を建てよう。」なる企画を発表するなど、若者達の自由奔放な活動は、今後多くの議論を呼びそうだ。


◆Al familia 特設ページ
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