リッチー・ブラックモア、ディープ・パープルのマネージャーの死を哀悼

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ディープ・パープルの元マネージャー、トニー・エドワーズが11月10日、78歳で亡くなった。エドワーズはバンド結成時、メンバー探しや財政面で大きく貢献した人物。ギタリストのリッチー・ブラックモアは「トニー・エドワーズなくして、ディープ・パープルは存在しなかった」と彼の死を追悼した。

リッチー・ブラックモアは、オフィシャル・サイト(Blackmoresnight.com)に以下のようなメッセージを掲載している。「トニー・エドワーズなくして、ディープ・パープルは存在しなかった――深甚なる敬意と悲しみを持って、我々はトニー・エドワーズの栄誉を称える。トニーは、ディープ・パープルの裏の立役者だった。始まりから現在まで、バンドとその音楽の存在を支え続けてきた人物だった。トニーの洞察力と直感は、この音楽業界において比類なきものだった」

トニー・エドワーズは1967年、バンド結成の発起人であるクリス・カーティスからマネージャーになるよう依頼され投資したほか、そのカーティスが去りバンドの結成が危うくなったときには、もう1人のマネージャー、ジョン・コレッタとともに、すでに参加が決まっていたジョン・ロードとリッチー・ブラックモアを説得しメンバー探しに奔走したといわれる。まさに、エドワーズなしではディープ・パープルは誕生しなかったかもしれない。

Ako Suzuki, London
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