くるみ割り人形の世界観を体感する音楽イベント開催

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世界初のクラシック音楽のドラマCD「チャイコフスキー:くるみ割り人形」の世界観を体感する音楽イベントが12月24日、サントリーホール ブルーローズで開かれた。

◆イベント画像

会場にはクラシックドラマCD「チャイコフスキー:くるみ割り人形」に出演する人気声優の石田彰、釘宮理恵、アニメーションを手掛けた鈴木康士が登場。石田は「音楽、セリフ、両方からくるみ割り人形のイメージをふくらませてくれればうれしい」とコメント。釘宮は「CDはどの世代にプレゼントしても楽しめるもの。一体感ある世界観を楽しんで」と話した。

「チャイコフスキー:くるみ割り人形」は、128年の歴史を持つ世界的オーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が初めて録音した「くるみ割り人形」の演奏に、24ページのブックレット、物語に沿ったセリフを組み合わせた2枚組みのドラマCD。石田は一人9役、釘宮は4役を演じた。

アニメ「NARUTO-ナルト-」の石田、「鋼の錬金術師」の釘宮、国内外で活躍するイラストレーターの鈴木と、世界的最高峰の音楽が競演したことで、CDは音楽ファンだけでなく、幅広い層から支持。セリフ部分を英訳し、世界発売も視野に入れている。

イベントではベルリン・フィルの演奏映像のあと、声優二人が登場。美しいイラストに合わせ、目の前で声色を変え何役もこなす姿に集まった400人が熱い視線を送った。

写真●森リョータ
取材・文●西村綾乃

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