小澤征爾へ、全国から励ましのメッセージ

ポスト
病気療養から復活を果たした小澤征爾の『奇蹟のニューヨーク・ライヴ』が、オリコン・ウィークリー・チャート(2/7付)で初登場14位を記録した。小澤征爾関連作のTOP20入りは、2002/11/25付に小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ『ベートーヴェン交響曲第九番ニ短調《歓喜の歌》』が9位を記録して以来、8年2ヵ月ぶりのことだ。

◆小澤征爾へのメッセージ画像

本格復帰を果たし、好調なCDの売れ行きを見せた矢先に、1月27日には腰痛のリハビリのため、3月の全公演中止が発表…。1月26日の発売から31日まで、銀座山野楽器本店に設置された「世界のオザワへメッセージを贈ろう」と題したメッセージ・ボードには、「いつも感動をありがとう」「カーネギー・ホールの演奏をニュースで見て元気をもらいました」「世界のオザワは永遠に不滅です」「いつも素晴らしい音楽をありがとうございます」といった感動を伝えるメッセージ・ボードから、全公演中止発表後には、「無理をせずに治して下さい」「一日でも早く良くなりますように」といった、小澤征爾を思いやる温かい励ましのメッセージに姿を変えた。

設置されたメッセージ・ボードには約200通の手書きメッセージが寄せられていたが、ユニバーサル ミュージックではその反響の大きさに応え、小澤征爾アーティスト・サイトにて「小澤征爾氏への応援メッセージ募集中!」と題し、ハガキの投函による応援メッセージ・カードの募集を開始した。2月3日現在で、既に150通を超えるメッセージが全国から寄せられているという。「全国から寄せられた温かいメッセージを、なるべく早く小澤さんに伝えて、リハビリの励みにして頂ければ」とレーベル担当者は語っている。

クラシック・ファンの枠を超えて、多くの人々の心を動かす小澤征爾、その元気な姿を一日でも早く見たいところだ。

◆小澤征爾オフィシャルサイト

この記事をポスト

この記事の関連情報