フー・ファイターズ、シークレット・ギグで3時間熱演

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フー・ファイターズが土曜日(2月26日)、“White Limo”の名でロンドンのクラブDingwallsでシークレット・ギグを開いた。たった500人を前にニュー・アルバム『Wasting Light』の全トラックをプレイしたという。

◆「Rope」「Baker Street」試聴

その後、グレーテスト・ヒッツともいうべきセットリストを披露し、合計3時間近くもプレイしたそうだ。

バンドはその前日にウェンブリー・アリーナで、NMEアワーズと提携したスペシャル・ギグを開催。こちらは3時間とはいかなかったものの、ビッグでエネルギッシュなサウンドで会場を揺らした。

ショウはニュー・アルバムからの「Bridge Burning」でスタート。グレーテスト・ヒッツに加え、すでに公開されている「White Limo」「Rope」ほか「These Days」といった新曲がプレイされた。

「White Limo」はご存知の通り、バンド1のシャウト・トラック。満員のスタンディング(1階)では激しいモッシュが発生した。1stシングルとなる「Rope」も、この先バンドの代表トラックになる可能性大の熱いレスが返ってきた。

2008年のウェンブリー・スタジアムでのショウではビッグ・バンドとしての貫禄を見せたが、久しぶりのショウではそれとは違う野獣のごとく激しく、荒々しい怒涛のパフォーマンスを見せてくれた。観客の暴れかたもこれまで以上。モッシュの中には若いファンだけでなく、中年男性の姿も見られた。

ウェンブリー・アリーナ(2月25日)のセットリストは以下の通り。

「Bridge Burning」
「All My Life」
「Times Like These」
「White Limo」
「Learn To Fly」
「My Hero」
「Rope」
「Generator」
「Pretender」
「Up In Arms」
「Long Road To Ruin」
「Cold Day In The Sun」
「Stacked Actors」
「These Days」
「Breakout」
「Monkey Wrench」
「Hey Johnny Park!」
「Everlong」
「Young Man Blues」
「Skin And Bones」
「This Is A Call」
「Best Of You」

フー・ファイターズのニュー・アルバム『Wasting Light』は4月にリリースされる。

Ako Suzuki, London

◆フー・ファイターズ・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
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