[クロスビート取材こぼれ話] ディアハンター×アリエル・ピンク

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イギリスの名門レーベル4ADの30周年を記念して1月に開催された4AD Eveningは、ブロンド・レッドヘッドによる予定外のアンコールも飛び出して大盛況のまま終了!クロスビート4月号では、その出演バンドの中でも昨今のサイケデリックな潮流に大きな影響を与えた2組、ディアハンターとアリエル・ピンクス・ホーンテッド・グラフィティの対談を最速で掲載中。引き受けてくれたのは2バンドのフロントマン、ブラッドフォード・コックス(写真左)とアリエル・ピンク(写真右)だ。まずは会場内を歩きながら写真撮影をすると、その場でカメラを覗いた2人は「いい写真だね!」と大絶賛。取材現場に戻る途中も「いい腕をしてる」とカメラマン氏をベタ褒めだった。

さて、そうして始まった対談はというと…おにぎりをほおばりつつも、一度口を開いたら止まらないブラッドフォードのマシンガン・トークと、ビールをぐいぐい飲みながら喋るアリエルの活躍(?)によって脱線に次ぐ脱線のユニークな内容に。特にアリエルは、対談が盛り上がってくるにつれてビールを飲むピッチが上がり、終わる頃には顔を真っ赤にして完全にグッタリしていた(笑)。というのもアリエル、慣れない国での取材で緊張していた部分も少しあったようで、取材終了後に「大丈夫だった?」と聞いてくるあたり、意外に紳士的な一面も。また、2009年の来日時には同じくやや緊張した雰囲気だったブラッドフォードは、今回はすらすら会話しつつたまにアリエルをフォローしたりしていて、この2人、なかなかの名コンビなのだ。中でもアリエルが「俺達に影響を受けたバンドを挙げていきたい」と提案した時の喜々とした盛り上がりっぷりといったらもう、“制御不能”という感じだった。とはいえ彼らの音楽に対する真摯な気持ちもよくわかるものになったので、ぜひチェックしてみてください。

取材後も4ADの歴史について延々語り合ったりと、無類の音楽好きを自負する彼らだけに、サイン色紙にはアリエルによる「今オススメのバンド」がびっしり。並んだ名前を見る限りかなりマイナーなところまでチェックしていて、しかも才能ある若手バンドが多数上がっていた。さて、アリエルは一体どんなバンドを挙げたのか? それはプレゼント当選者だけのお楽しみなので、どしどし応募してください!

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