ASKAが、今の時代に歌い継がれるべき楽曲として、坂本九の「上を向いて歩こう」とザ・タイガース「廃墟の鳩」をカヴァーした。すでに「廃墟の鳩」はiTunesで配信をスタートしている。

◆ASKA 画像、レコーディングドキュメント映像

「上を向いて歩こう」と「廃墟の鳩」。ASKAにとって坂本九、ザ・タイガースといえば、子供の頃からの憧れであり、尊敬できるアーティスト。坂本九にまつわるエピソードの数々は言うまでもなく、また、ザ・タイガースやジュリー(沢田研二)についての話も、ASKAはここ数年のライヴにおいて頻繁に話しており、どちらもファンにとってはよく知られている。もちろん両曲ともASKAはライヴでカヴァーして歌ってきた。

両曲の配信についてのキーワードとなったのは、「いま歌う」ということ。東日本大震災後、ASKAの中に「この敬愛する2曲の楽曲の持つ世界観がとても大きな意味合いを帯びてきているのではないか。」という想いがあり、“僕は僕なりにできること”ということから、「上を向いて歩こう」「廃墟の鳩」を配信すべく、急遽レコーディングを行なった。レコーディングの模様は動画として公開されており、その中でASKAはこう語っている。

「“歌で元気づけよう”だなんて、何も考えてない。そんな背負ったこと考えてないんだけど、でも、こういう時にああいう歌があった、っていうのは、ほら、歌ってたくさんあるから忘れてるからさ。歌われて初めてわかったりするから。“こういう歌あったよね”ってところで、歌っている者の気持ちが言葉じゃないところで繋がって、受け取ってくれればいいなって思っています。」

「廃墟の鳩」は配信がすでに開始されており、「上を向いて歩こう」も近く配信となる。なお、アートワークのタイトルはASKAの直筆だ。

今から30年近く前に<21世紀に愛の唄はありますか?>と、21世紀への想いを綴ったASKA。21世紀となった2011年の日本には、僕らが生まれたあの日のように、ASKAはもちろん、多くのアーティストの愛の唄が流れている。

◆iTunes Store ASKA「廃墟の鳩」(※iTunesが開きます)
◆ASKA オフィシャルサイト
◆東北地方太平洋沖地震にまつわる音楽・アーティスト関連情報