キッド・ロック、NAACPから功績を認められる

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5月1日(日)、キッド・ロックが、全米黒人地位向上協会/全国有色人種向上協会(NAACP)のデトロイト支局にて、第56回ファイト・フォー・フリーダム・ファンド・ディナーのグレート・エクスペクテイション・アワード授与という栄誉を受け取った。これを受けキッド・ロックは、10万ドルの寄付を発表し、そのうちの1万ドルずつをデトロイトを拠点に活動している活動団体5つに、そして5万ドルをアメリカ南部の竜巻被害者のためアメリカ赤十字社に寄付するという。

◆キッド・ロック画像

キッド・ロックは、この日集まった1万人以上の人々からスタンディングオベーションを受けたものの、今回の受賞については論議が広まっていた。イベント開始前、50人ほどの団体が会場となったコボ・センター外で抗議を行なっていたほか、デトロイト・フォー・プログレスのリーダー、アドルフ・モンゴと3月にボイコットを行なったNAAPのメンバーは、ロックを広告塔に使うことは「この国の市民権獲得の為に戦った人々の顔を平手打ちしたようなものだ」とデトロイト・ニュースにて抗議を述べている。

授賞式の際、キッド・ロックは聴衆に向け「俺は、心の中で憎しみの込められた旗を振りかざしたことは、これっぽっちもない」とコメントしていた。自身のイメージを使用することは、2008年のヒット曲で「スイート・ホーム・アラバマ」をマッシュアップした「オール・サマー・ロング」に見られる拝借元のレーナード・スキナードへの「敬意」なのだと話す。今回の寄付を「消極性を積極性に変える」つもりで行なったと説明したロックは、「俺はアメリカを愛している、デトロイト、そして黒人のみんなを愛している!」と語り、スピーチを締めくくった。

デトロイトNAACPの会長ウェンデル・アンソニーは、協会の象徴である旗に対して協会が反意していることと巻き起こっている論争についても認め、キッド・ロックがその旗を使用することで「不安をあおっている」とした。しかし、「我々は旗へ敬意を示しているのではなく、その活動に敬意を示している」と、キッド・ロックの同地域への寄付を評価している。

BANG Media International

◆BARKS洋楽チャンネル
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