エイミー・ワインハウス、父親が寄付金を受け取らずに送り返す
AMY WINEHOUSEの父MITCH WINEHOUSEが、7/23に亡くなった娘の遺志を継いで、間もなく発足させる慈善組織“AMY WIHEHOUSE FOUNDAION”へ寄せられた寄付金を受け取らずに戻していたことがわかった。
理由は、第三者が“THE AMY WINEHOUSE FOUNDATION”というインターネットのドメイン名を確保していたからだそうで、この件について父親は先週末ツイッターを通じて「我々はこの団体名で銀行口座を開設していないため、この寄付金は返却されるべきだと思った」と説明している。
さらに「この団体の名前を我々から盗んで勝手に使用している奴にプレッシャーを与えるために、タブロイド紙のウェブサイトを通じて攻勢を仕掛ける必要がある」と父親はコメントしているが、“盗んだ”とされる人物はまだ特定されていない。
また父親が先週BBCに語ったところでは、このドメイン名の盗用問題が決着するまでは慈善団体の発足を見合わせるとのことで、「我々が登録を済ませる前に誰かが盗用してしまった。この名前のもとに寄せられる寄付金を、これからどうするべきか暫くは考えが浮かばない」とコメントしている。
AMY WINEHOUSE FONDATIONについては未だ多くが明らかにされていないが、父親の話では娘AMYが望んでいたように“ポジティヴな違い”を作りたいと考えているそうだ。慈善活動の内容は、AMYの28歳の誕生日にあたる9/14に正式に発表される予定となっている。また複数の報道筋によると、団体の本拠地はノース・ロンドンにあるAMYの自宅になると見られている。
一方、伝説的ジャズ・ヴォーカリストのTONY BENNETTは間もなくリリースされる最新デュエット・アルバムの中でWINEHOUSEと共演したナンバー「BODY AND SOUL」の印税を、すべてAMY WINEHOUSE FOUNDATIONのサポートのために寄付することを明言。Billboard.comのインタビューに際して、「レコーディングの前にAMYには複数の専門家を紹介したんだ。僕なら彼女を助けられると思ったし、飲酒・ドラッグ問題から救えると確信していたからね。だからこの慈善団体の立ち上げは、ポジティヴになるためにも素晴らしい試みだと思っている」とコメントしている。
◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
この記事の関連情報
エイミー・ワインハウス、伝記映画『BACK TO BLACK(原題)』サントラ詳細発表&映画はUKにて4月12日に公開、年内に日本公開も
ニック・ケイヴ、エイミー・ワインハウス・バイオグラフィ映画の音楽を制作
トニー・ベネット、96歳で死去
エイミー・ワインハウスのバイオグラフィ映画、エイミー役俳優の姿を初公開
『ザ・ビートルズ:Get Back』『パム&トミー』などエミー賞候補に
エイミー・ワインハウスのバイオグラフィ映画、監督が決まりプロジェクトが前進
トニー・ベネット、レディー・ガガの誕生日を祝福
全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの『Fearless (Taylor’s Version)』が再度1位に
全英アルバム・チャート、ザ・スクリプトがベスト盤で6作目の1位